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昨年9月の小林幸子、今年2月の美川憲一に続いて、最高齢の82歳でラウンドガールならぬラウンドセレブを務めたデヴィ夫人は、第6試合の不可思(クロスポイント吉祥寺)vs小嶋瑠久(PURGE TOKYO)戦の開始前に、ボブ・サップの入場曲でメインステージに登場。マイクを持つと、大観衆の客席を見回し、「K-1ってすごいんですね。びっくりいたしました。ファンになってしまいそうです。興奮しております」とあいさつ。盛り上がる客席に「皆さんの熱意と温かい応援で、この会場の熱気をさらに燃やしましょう」と呼びかけた。
デヴィ夫人は、その後ラウンドセレブとしてプラカードを持って試合を盛り上げ、大役を果たすと、報道陣の前に姿を現し、「スケールが東京ガールズコレクションやガールズアワードよりすごいなってびっくりしました」と興奮しきり。一方、コロナ感染対策として声を出さない応援を客席が徹底していたことには気がつかず、「ガールズコレクションの場合、拍手や歓声が多いんですけど、しんとしていて、手応えがなくて拍子抜けしました。今日の方達はわたしに興味なくて試合に熱中していて、何の手応えもなくて、やりにくかったです」とデヴィ夫人らしく口を尖らせる一幕も。周囲からそれが感染対策の行動と知らされると、「やじのようなものはたくさん出ていましたけど……」と話しつつ、照れ臭そうな表情を見せた。
この日のために、「美川憲一さんと小林幸子さんがどんな格好で出たのか、気になって拝見させてもらった」というデヴィ夫人。「わたしは最初から赤で行こうって」とこの日の赤いドレスの理由も説明。「小林さんが派手な髪飾りだったので、わたしもつけてきました。赤はわたしの勝負服です。また頼まれたらやります。楽しかったです」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)