アメリカ・オハイオ州で、男子高校で働く女教師(年齢不明)のセックスビデオが、AirDropを介して200人以上の生徒に送られたと海外ニュースサイト『FOX 8』と『Cleveland 19』、『Daily Mail Online』などが2月24日までに報じた。AirDropとはiPhoneなど近くにあるAppleのデバイス同士で、写真などのコンテンツを簡単に送受信できる機能である。
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報道によると2月7日、女に関するビデオが流出したという。流出したビデオは最大5本で、そのうちの一つが、教師と恋人の男性がセックスをしているビデオだった。動画はAirDropを介して200人以上の生徒に送られたそうだ。一部報道では、AirDropだけではなく同様のアプリを介して送信されたと伝えられている。なお、同校には337人の男子生徒が在籍している。
2月15日、ビデオ流出を知った学校側が警察に相談し、警察が調査を開始。その結果、動画は同校の生徒が教師のスマホのロックを解除し、AirDropを介して200人を超える生徒らに送信した可能性があることが明らかになった。一度に送信したのか、複数回に分けたのかは分かっていない。警察によると、教師は「自ら動画を送信していない」と話しているという。
現在、教師は安全上の理由として学校側から休職を求められ、有給休暇中だという。生徒に対する処罰があったとの情報や、教師が告訴された、学校側から懲戒処分を受けたなどの情報は3日までにない。
なお、報道によると在校生の一部の親からは教師への批判の声が挙がっており、とある親は「親としてゾッとする事件だ。教師が動画の送信に関与していないにしても、動画がどのように共有されたかは関係ない。どんな形であれ、子どもが教師のスマホにアクセスできることが問題」と話したという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「簡単に動画を送ることができるAirDropが怖いと思った」「セックス動画をスマホに入れていたのも問題。教師にも責任がある」「教師はどちらかといえば被害者では。責められてかわいそう」「337人のうちの200人以上に送られるなんてことはあるのか。みんなiPhoneを持っているのか」「教師は復職が認められたとしても気まずくて学校に来られないと思う」などの声が挙がっていた。
7割の生徒にセックス動画が送られたことは由々しき事態と言えるが、責任の所在がどこにあるかははっきりとさせる必要があるだろう。
記事内の引用について
「‘Inappropriate video’ involving Ginn Academy teacher sent to hundreds of students: I-Team」(FOX 8)
https://fox8.com/news/i-team/inappropriate-video-involving-teacher-sent-to-hundreds-of-students-i-team/
「Police report: Cleveland teacher’s sex videos sent to hundreds of students」(Cleveland 19)より
https://www.cleveland19.com/2022/02/23/police-report-cleveland-school-teachers-sex-videos-sent-hundreds-students/
「Student at all boys Ohio high school steals teacher's phone and AirDrops her sex tape to 200 teens: Cops investigate」(Daily Mail Online)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-10547849/Teacher-Ohio-boys-high-school-suspended-SEX-TAPE-AIrDropped-200-students.html