第7話は、ライカ(門脇麦)に導かれて、久能整(菅田将暉)は奇妙な放火殺人事件を調べ始めた。放火された住居の家族は、親が死亡し子どもだけが助かっていることが分かる。また、風呂光聖子(伊藤沙莉)たち警察などの情報から、整は虐待された子どもが親の殺害を依頼するという“炎の天使”に関する都市伝説サイトがあることを確認し――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第7話では、伊藤演じる刑事の風呂光のある行動が視聴者をざわつかせた。
問題となっているのは、事件解決後、風呂光が整のために買ったクリスマスプレゼントのマフラーを渡せず、結局自分で巻いて「暖かい」と一人呟くシーン。実は、ライカが整にプレゼントをしていたことを知って、渡せなくなってしまったという切ないシーンになっていたが――。
「風呂光が整を“気になっている”という描写は、これまでもたびたび描かれていますが、この描写はドラマオリジナル。原作漫画では整と風呂光の恋愛展開は全くない上、本作は恋愛要素以外はほぼ原作通り。そのため、理屈っぽい大学生である整を刑事である風呂光が好きになるという要素はこれまでほぼなく、なぜ風呂光が整を好きになってしまったのか不明という事態が起こっています。今回も、ライカの存在にやきもきして結局プレゼントを渡せなかった風呂光に、ネットからは『好きになる要素がないのに意味不明』『親しくもないのにプレゼント買うただの怖い女』『いらない下り』『風呂光が整のどこに惹かれてるのか分からん』『クリスマスに女刑事が特に親しくもない大学生にマフラー買うか?』といった疑問の声が集まっていました」(ドラマライター)
一方、ネットからは「自分で巻いちゃうのが切なくていい」「二人の今後の関係性も気になる!」といった好意的な声も集まっている。
恋愛要素を入れなければいけない月9の呪縛なのだろうか――。