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シリーズ終了が近い?『科捜研の女』、今期の視聴率が急下降のワケ

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沢口靖子

 昨年10月期から2期にわたって放送されているテレビ朝日系の人気ドラマシリーズの最新作「科捜研の女 Season21」だが、ここに来て視聴率が急下降している。

 京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした研究員たちが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く同シリーズ。

 今シーズンの初回こそ12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でスタートしたが、昨年11月11日の第4話でひとケタに転落。1月20日放送の第10話では8.3%にダウンしてしまったのだ。

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 「19年4月からは1年にわたって全34話を放送したが、ひとケタを記録したのはわずか2話のみ。それが、今期では10話のうちすでに4話がひとケタを記録。徐々に〝視聴者離れ〟が進んでいるのは疑いようのない事実だろう」(テレビ誌記者)

 今シーズンでは、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂を〝科捜研の男〟として投入したり、人気声優の三澤紗千香が10日放送の第11話でドラマデビューを果たしたのだが……。

 「正直、視聴者の関心をひきそうなゲストを投入できていない。それが視聴率が伸び悩んでいる一因だが、そもそも、そろそろストーリーの展開自体の〝ネタ切れ〟が近づいている」(テレ朝関係者)

 昨年9月には、シリーズ初の映画化作品「科捜研の女-劇場版-」が公開されたが、興行収入は約6億円と振るわず。

 さらに、放送されている木曜午後8時枠のリニューアルまでが報じられている。
 「今後、シリーズが継続される可能性は限りなく低いのが現状だが、うちにとって沢口さんは多大な功労者。定期的にスペシャル版が放送されることになるだろうが、そのぐらいのペースの方が視聴者も飽きないのでちょうどいいのでは」(同)

 作品自体は今後も放送されることになりそうだ。

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