この日の番組では、オミクロン株の急拡大の現状と併せて、飲食店に限らず、学校や保育所といった教育施設への感染対策が話し合われていた。ここで意見を求められた北村氏は「今まで若い、小学生以下のお子さんたちにはあまりかからないと言われていたんですが、オミクロンの時代になって、普通の成人と同じようにうつっていく」と解説した。
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続けて、「重症化はしないというような、都市伝説もありますが、東京都の29人の重症者のうち、2人は10歳未満ということですから、決して10歳の方々が重症化しないというわけではないですから、休校を含めて緊急事態宣言を考えた方がいいと思います」と求めていた。
分かりやすく表現するために、「都市伝説」と使ったのかもしれないが、これについてネットでは「この番組で重症化しないって煽ってたろ 何が都市伝説だよ」「オミクロンは重症化しないって都市伝説とやらを広めたのは専門家とメディアじゃないのか?」「勝手にすり替えてるんじねーよ。誰も重症化しないなんて言ってない。重症化率が低いって言ってんだよ。北村って人、本当に医学者?」「決して都市伝説ではない。間違った発信」と反発が。
さらには「毎日言うこと変わるんだね」「自分がひるおびで言ってたよね?10歳以下は重症化しないって」と指摘するユーザーもいた。北村氏は、きのう1日の『ひるおび!』(TBS系)に出演した際、オミクロン株について「今まで言われていた『お子さんは比較的かかりにくいんじゃないか』といった都市伝説的なものを破壊して、お子さんを狙っている」と主張。
だがこの後、立川志らくから「基本は、子どもはそんなに(オミクロンにかかっても)重症化しないんですよね?」という質問に、「子どもは重症化しません」と断言していたのだ。
昨日言ったことをまさか忘れているわけではないだろうが、どうやら同氏は「かからない」のと「重症化しない」を一緒にして語っているらしい。だが、専門家としては、小さいように見えて重大な言葉の違いに対して、十分気を付けて発言してほしいものだ。