>>芸能人のコロナ感染報告増で浮上した問題点 事務所によって格差が出てしまう?<<
24日だけでも、芸人ではお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾、霜降り明星の粗品とせいや、バイきんぐの小峠英二らの感染が判明。あべこうじとタレント・モデルの高橋愛は夫妻で感染。
ジャニーズ事務所では、なにわ男子の大西流星、高橋恭平、藤原丈一郎が新たに感染。タレントのファーストサマーウイカ、小島瑠璃子、SKE48の須田亜香里も感染。
そして、俳優ではディーン・フジオカ、速水もこみちと平山あや夫妻、赤楚衛二、女優では芳根京子、佐々木希が感染し、佐々木が主演中のテレビ東京系ドラマ「ユーチューバーに娘はやらん!」では、関係者計11名が陽性となる緊急事態となってしまった。
「テレビ各局の中でも、テレ東はコロナ禍に入って出勤人数を大幅に減らして生番組を放送するなど、いち早く感染対策を徹底していたが、今回はまさかのクラスター。とはいえ、ここに来て芸能人の感染率が大幅にアップしているので、誰も責められないような状況になってしまった」(放送担当記者)
だが、もともと、テレビ各局の現場は感染拡大を引き起こしてもおかしくない環境だという。
「そもそも、スタジオなり撮影現場なりの〝人口密度〟が高過ぎる。伝統的にいろいろ役割が多く、人数が増えるのも仕方ないが、それを減らすこともできず。にもかかわらず、PCR・抗原検査の頻度が上がっているので、感染者が増える一方なのも納得」(同)
しかし、各局ともこのままの状況を見過ごしておくわけにはいかなくなってしまったようだ。
「ここまで来たら、ドラマやバラエティーの収録をしばらく見送るのが得策。各局によってやり方は違うかもしれないが、それぞれ、独自の緊急事態宣言を出さなければ、タレントのみならず、局員の感染も拡大してしまうだろう。真っ先にどこの局が大胆な対策を打ち出すのかが注目される」(芸能事務所関係者)
芸能界にとっての緊急事態が到来してしまったようだ。