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「ソロとしては初めて。狛犬1号の気持ちでさゆりさんに寄ってくる悪を絶ちたい」(KREVA)。「この苦しい時代に、ジャンルを超えて音でパワーと熱気を届けたい」(MIYAVI)。アルバム『粋 〜Iki〜』に収録された「火事と喧嘩は江戸の華」をKREVA、MIYAVIと披露する石川。「この3人で、受け継いでいくもの、乗り越えていくもの、でも忘れてはいけない日本人の心。そういうものを3人で表現してつなげていきたい」と決意を披露した。
亀田誠治プロデュースの楽曲製作でKREVAは歌詞も担当。「すごい嬉しかったですね。最初は江戸時代の話だったんですけど、今の東京につながる話をとさゆりさんにリクエストされて。図書館3館くらい行きました。江戸東京博物館とか」と力作であることを強調。
石川との共演について、MIYAVIが「光栄です。日本を代表する歌手だと思うので、世界に向けてやっている気持ちで望んでいきたい」と意気込めば、KREVAは「日本を代表する狛犬になれるように」と続けて、笑いを誘っていた。
石川も「音楽はこれくらいジャンルも世代も越えていける楽しさがある。こうやってみんなが手をつないでいけたら、困難を越えて行けるんじゃないか」と改めてコラボレーションの意義を確認し、「歌い手にとって、一年の締めくくりの音楽のお祭りなので、思い切り楽しんでいこうと思います」と本番への思いを明かした。
(取材・文:石河コウヘイ)