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杉咲花が現場で見たマツジュンとキムタクのプロフェッショナルすぎる共通点

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杉咲花

 劇場版「99.9―刑事専門弁護士― THE MOVIE」の30日公開を盛り上げるべく、12月の最終週のTBSはマツジュン祭りと化した。

 ​>>嵐・松潤がなんとしても主演映画を当てたい理由 撮影現場で杉咲花も驚き?<<​​​

 同作は嵐の松本潤が主演し、16年と18年に放送された連続ドラマ「99.9―刑事専門弁護士―」(TBS系)の初映画化。27日から29日には過去作が一挙に放送され、29日夜のスペシャルドラマ「99.9―刑事専門弁護士― 完全新作SP新たな出会い篇〜映画公開前夜祭〜」で締めくくられた。撮り下ろしのSPドラマと劇場版で新ヒロインに起用されたのは杉咲花。司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果を演じている。

 杉咲はこれまで、松本のほかに嵐の大野智やKAT-TUNの亀梨和也、King & Princeの平野紫耀といったジャニーズタレントと共演してきた。そんな中でも特に印象に残っているのは、木村拓哉だという。

 初共演は17年に公開された映画「無限の住人」。木村は不死身の剣士・万次を演じ、杉咲は万次に用心棒を依頼するヒロインの浅野凜と、妹役の町という2役を熱演。作中では同じシーンが多かったため、クランクインからオールアップまではほぼ一緒にいた。1日3度の食事を共にすることもしょっちゅうだった。

 「撮影時の杉咲さんはまだ10代。“相棒”を慮って、木村さんは自分が映らないシーンでも現場に来てくれて、常に視線の先にいてくれたそうです。その方がセリフにも感情が入るだろうという心遣いでしょう」(芸能ライター)

 杉咲の好物が豚しゃぶであることを知ると、撮影場所の近所でおいしい豚しゃぶ店を調べて、連れて行ってくれた。木村は牛しゃぶ派。それでも杉咲に合わせてくれた。過酷な撮影を乗り切れるように欠かさず持参していた「行者にんにく」を、しょっちゅうおすそ分けしてくれた。

 映画が公開された後の10月2日の誕生日で、杉咲は二十歳になった。その時、木村から業務用のかき氷機が届けられた。撮影時、冬でもかき氷を食べるほど大好きだと告げていたからで、「成人のお祝いでプレゼントする」ことを約束していた。

 「杉咲さんが木村さんから学んだことは多く、スタッフさんを尊敬し、全員の名前を覚える姿は特に印象に残っているそうです。キャリアを重ねてもその姿勢を変えない。この振る舞いこそが、キムタクです」(前出の芸能ライター)

 奇しくも、松本も現場でスタッフの顔と名前が書かれたノートを丸暗記して、名前や愛称で呼んでいたという。キムタクとマツジュン。2人が、アカデミー賞女優の杉咲に与えた影響は計り知れないものがある。

(伊藤由華)

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