>>坂上忍「政治家ゲストはすげえ時間取るんで迷惑」発言で物議 河野太郎氏には「ポンって返してくれる」と評価<<
元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏は、12月9日に出演した『めざまし8』(フジテレビ系)で「とんでもない勘違い」とバッサリと切り捨てた。
まずあり得ない政治資金の使い途は、これまでにも問題になっていた。国際政治学者の舛添要一氏は、東京都知事だった2016年に政治資金の公私混同疑惑が浮上。舛添氏の多数の美術品の購入のほか、マンガ本の『クレヨンしんちゃん』(双葉社)まで購入しており、「さすがにケチすぎる」と非難が殺到。都知事辞任に追い込まれている。
2014年には宮沢洋一参議院議員の政治管理団体が、2010年に広島市内のSMバーに政治活動費を支出していたと発覚。宮沢氏は「支出は事実」と認めながら、自身は店へは行っておらず、そういう趣味がないとも釈明している。
さらに、2016年には安倍晋三首相(肩書は当時/以下同)が、アイスの「ガリガリ君」を政治資金で購入していたと、参議院議員だった山本太郎氏が党首討論で追及。これに安倍氏が「個人攻撃」と応戦する場面も見られた。このネタは山本氏のスクープではなく、複数のメディアで報じられたものだ。これには呆れた声が聞かれる一方で、重箱の隅をつつくような山本氏のスタンスに疑問の声も聞かれた。
このほか、「マンガ総理」の愛称でも知られる麻生太郎副総裁は人気漫画作品『ONE PIECE』のセット本を中古で購入。日本維新の会の足立康史衆議院議員も駄菓子やアイスの購入が報じられている。
政治資金の流れは、政治資金規正法に基づき、開示請求されれば「丸裸」にされてしまうため、くれぐれも使い方には気をつけてもらいたいものだ。