>>辞職否定の木下都議に「演技にしか見えない」橋本マナミがバッサリ 服装にも「その程度の人間」<<
だが、このフレーズについては、おぎやはぎの小木博明が24日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、「やっていることはマフィアのボスと一緒」と独自の解釈を加えた。言わば、その場では甘い言葉を囁くが、後に容赦なく切り捨てられるのではと言うものだ。実際、小池氏は過去にはそうした行動を繰り返してきた。
2017年には衆議院の総選挙を前にして、当時、民進党代表だった前原誠司氏と会談し、民進党の議員を希望の党へ合流させる流れとなった。しかし、小池氏は民進党の全員を公認せず、左派系議員を排除する意向を示したことで、前原氏としてはハシゴを外された形となった。
さらに、この時期に小池氏は、当時自由党代表だった小沢一郎氏とも会談を重ねていた。ただ、前原氏の民進党との合流については小沢氏抜きで話が進められたため、小沢氏が激怒したと伝えられている。
前原氏と小沢氏は、希望の党を巡るゴタゴタに外側で巻き込まれた形だが、内側で苦労したのが若狭勝氏だ。若狭氏は検事を経て、2014年の衆院選で自民党公認で当選。だが、小池氏に歩調を合わせる形で自民党を離党し、希望の党の設立メンバーに名を連ねる。小池氏の右腕的存在だったと言えよう。しかし、17年の選挙では落選し、その後には政治活動からの引退を表明している。若狭氏は希望の党について、「全く基盤がなかった」とメディアのインタビューに答えている。希望の党を巡るゴタゴタの最も大きな被害者は若狭氏と言えるかもしれない。
やはり木下氏も、これまで挙げてきたような政治家たちと同じ道を辿ってしまうのだろうか。