>>巨人、補強ポイント外の日本ハム・西川獲得に動くワケ 首脳陣が期待する成績以外の部分とは<<
球団公式ツイッターはこの日、「原辰徳監督より『球団発表』がございます!! 当日をお楽しみに」と投稿。8日の感謝祭の中で、原監督が何らかの発表をすると予告した。
巨人は例年シーズンオフに本拠地・東京ドームでファン感謝祭を開催していたが、昨年は新型コロナの影響などにより会場を国技館に変更。今年も2年連続となる国技館での開催となったが、昨年の感謝祭では球団は何らかの発表を特に予告せず、迎えた当日もドラフト入団選手発表、2021シーズンユニフォーム発表以外に目立った発表はなかった。
球団ツイッターの投稿を受け、ネット上には「調査報道が出てる西川(遥輝/日本ハム)の獲得を発表するんじゃないか」、「今作ってる二軍新球場の最新情報でも明かすのか?」といった、「球団発表」の内容を予想する声が寄せられている。
一方、「大穴予想だけど、江川のコーチ就任発表とかだったら相当びっくりだな」、「今年初めの桑田みたいに江川も電撃入閣か?」と、野球解説者の江川卓氏(元巨人)を絡めたコメントも数多く挙がっている。
現役時代に阪神(1979)、巨人(1979-1987)でプレーした66歳の江川氏は、引退後からこれまでは一貫して野球解説者として活動している。また、2010年4月からは「Going! Sports&News」(日本テレビ系)にレギュラー出演していたが、2021年11月27日の放送で同番組を年内で卒業することを発表。これを受け、一部ファンの間からは「どこかから指導者オファーが来たのか?」という推測も挙がっていた。
「近年の巨人は宮本和知(1997年引退、2019年一軍投手総合コーチ就任)、元木大介(2005年引退、2019年同内野守備兼打撃コーチ就任)、桑田真澄(2007年引退、2021年同投手チーフコーチ補佐就任)と、引退以降長らくプロ球団での指導経験がなかったOBの入閣が相次いでいます。彼ら3名の存在も、江川氏のコーチ就任が予想される背景となっているようです」(野球ライター)
現役時代は通算135勝を挙げ、最多勝2回(1980-1981)、最優秀防御率1回(1981)、最多奪三振3回(1980-1982/当時は表彰なし)、最高勝率2回(1981,1984)とタイトルも複数獲得した江川氏。過去にコーチ・監督候補として何度も名が挙がった大物OBの入閣はあるのか、感謝祭当日は大きな注目が集まりそうだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
読売ジャイアンツの公式ツイッターより
https://twitter.com/TokyoGiants