警察によると、13日午前0時過ぎ、那覇市前島のアパートの敷地内で男性巡査長がその場に居合わせた男性に対し、正当な理由もなく突然蹴りかかる。29歳の男性が止めに入ると、男性巡査長は顔面を殴りかかり、くちびるの裂傷と顔面打撲の怪我を負わせた。
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男性が「酔っぱらいに殴られた」と警察に通報。男性巡査長はその場を歩いて去ったが、駆けつけた警察官が約170メートル離れた路上で巡査長を発見。傷害容疑で緊急逮捕した。その後、男が警察官であることが判明。発覚時の驚きは、相当なものがあったと推察される。
取り調べに対し、男性巡査長は「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認しているという。現状では暴力を受けた被害者が存在していること、巡査長に記憶がないなどの状況を考えると、警察官が酒に酔い、なんの罪もない一般人を殴り怪我をさせたことは、事実と見るのが自然というものだろう。
警察官による信じがたい犯罪に、「酒を飲んでいたということはあるんでしょうが、元々そういう暴力が好きな男で、理性が取れたということ。こんな人間に公権力を与えていいの?」「自分のしたことに責任を感じていない。たとえ記憶がなくても被害者がいる以上、事実を認めるべきだ」「酒を言い訳にするなら、一生飲むな。ふざけている」と怒りの声が上がる。
また、「日本は酒飲みに甘い。結局、酩酊状態による前後不覚で、不起訴か無罪になるんじゃないの?」「麻薬より飲酒運転や暴力事件を引き起こす酒の方がよっぽど有害」「酒を規制するべきだ」という指摘も多かった。