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男性巡査長 信号無視、借金、勤務中に馬券購入で分限免職「両津勘吉みたいなやつだ」の声も

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画像はイメージです

 兵庫県警阪神地域に勤務する30代の男性巡査長が、2月19日付で分限免職処分となっていたことが発覚。その著しく不適切な行動に驚きや怒りの声が上がった。

 巡査長は2020年10月、勤務を終え自身が所有する単車を運転中、交差点で赤信号を無視する。その様子を付近で警戒していたパトカーが発見し、停止を求めるが、巡査長は500メートル逃走。その後、身柄を確保され、道路交通法違反などの容疑で現行犯逮捕された。捕まった際、取り調べに対し、「逮捕されると大変なことになると思った」などと話したという。

 この巡査長は普段から勤務態度に問題があったようで、警察が詳細を調査したところ、ギャンブルにハマり、返済能力を上回る数百万円単位の借金を複数の金融機関から重ねていることや、勤務中に競馬の勝馬投票券を買っていたことも発覚。兵庫県警は「警察官の適格性を欠いている」として、職務遂行に著しい支障がある公務員に下される分限免職処分とした。

 ​>>45歳警部補、20代部下にパワハラ・暴行・パチンコ代6万円を借りて返さないなど繰り返す<<​​​

 警察が信号を無視した上、パトカーから逃走、そして勤務中に馬券を買い、借金を重ねていたという事実に、「あり得ない。こちら葛飾区亀有公園前派出所の両津勘吉みたいなやつだ」「こういう人間がなぜ警察官になれるのか。有力者の息子とか、そういうことなんじゃないのか」と憤りの声が上がる。

 また、「懲戒免職ではなく分限免職にしたのは上司が責任を取りたくないからではないか」「兵庫県警は不祥事続きでとにかく酷い。今回の処分でも自浄作用が働くとは思えない」「管理監督責任も問うべきだ」という厳しい指摘も出た。

 権力を持つ立場の人間が一般常識を著しく欠いていることは、権力の間違った行使に繋がりかねない。決して軽い問題ではない。

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