中でも北米大陸は代表的なビッグフットをはじめ様々なUMAの目撃例が日々報告されている。
先日、海外のサイトに目撃証言が書き込まれ、注目を集めているのが「Not Deer(鹿ではない)」という奇妙な未確認生物だ。海外の投稿サイトRedditにはアパラチア山脈付近で目撃したという証言が相次いで書き込まれているという。
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「Not Deer」は一見するとムース(ヘラジカ)に似た生物だが、時速50キロ近くのスピードで走ることができ、普通の鹿よりも角が大きく枝分かれしており、体の関節が多かったり少なかったりする奇妙な骨格をしていて「前を向いた捕食者の目」を向けてくるという。
米サウスカロライナ州グースクリーク近くで目撃したという人物の証言によれば、「冠や剣のように見える、現実ではあり得ない枝分かれした巨大な角をしていた」そうだ。例えば怪我などで後天的に角が割れる、もしくは折れ曲がって成長したのでは、とも考えたそうだが、やはりどう考えてもあり得ないという結論に至ったそうだ。
前述のケースでは比較的鹿に近い姿をしているが、「Not Deer」の目撃証言の中にはなんと「後ろ足で歩き、前足の代わりに手のついた腕があった」と、鹿人間のような姿をしていたというのもある。Cryptid Wikiによれば「雄鹿の角の生えた頭、人間の胴体、人間か鹿のどちらかに似た足」を持ち、筋肉質で驚くほど速く、しばしば普通の鹿に変身するとのことで、オハイオ州、デラウェア州、オクラホマ州での目撃情報があるという。
真実なら驚くべきUMAといえるが、今のところ「Not Deer」は鹿男バージョンも含めてその姿を捉えた映像や写真はなく、うわさ話の段階でしかないという。だが、もしかすると近いうちにそういった証拠が出てくるのかもしれない。新たなUMAの出現に期待していきたいところだ。
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The ‘Not Deer’ — An Odd Cryptid Still Making Appearances in Appalachia and Beyond(mysterious universe)より
https://mysteriousuniverse.org/2021/09/the-not-deer-an-odd-cryptid-still-making-appearances-in-appalachia-and-beyond/