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玉川徹氏、女性総理待望としつつ「高市さん最も右寄りにいる」論点が違うと持論 疑問の声相次ぐ

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画像はイメージです

 9日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局解説員の玉川徹氏が、自民党の総裁選立候補を正式表明した高市早苗前総務相に“ダメ出し”をした。

 高市氏は8日に都内で会見を開き、立候補を正式表明。総裁選に正式に立候補を表明しているのは岸田文雄前政調会長含め、これで2名となった。

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 この話題について、話を振られた玉川氏は「僕も女性の総理を待望しているんですよね」と明かしつつ、ドイツのアンゲラ・メルケル首相に言及。「あれだけ有能な政治家、もう女性とか男性とか関係ないですよね。有能である者が、って思うんだけど」と自身の考えを明かした。

 しかし、一方で「ちょっと高市さんは、それと違う論点が出てくる」と高市氏には反対の姿勢を示し、「高市さんは憲法改正の中でも9条改正をずっと唱えている。それから、『愛国心教育なんかもすべきだ』という話もされているし、今までの政府見解である歴史認識である村山談話とか河野談話とかも否定的だということで。自民党の中でも最も右寄りにいるわけです」とその理由について説明。

 一方の岸田氏に対しては「宏池会だから若干、真ん中、もっと左の方に寄っているっていう感じ」と評しつつ、「優しさは感じるんだよね、岸田さんからは。『疲れた国民に寄り添う』っていうことを言ったり、『格差を解消していきたい』とかおっしゃっているんで」と前向きなコメント。高市氏については、最後まで「一方で高市さんはタカ派的な言動が今までも多いんですよ」と話していた。

 しかし、この一連の発言に対し、ネット上からは「こういう考えだからこの人はダメってマスコミが言い出すのはどうなのか」「ダメな理由が、右寄りとかタカ派だからって、自分が気に入らないだけでは?」「女性総理には賛成だけど、ただし僕と同じ考えの人! っていうのはめちゃくちゃだよ」といった困惑の声が集まっていた。

 玉川氏の発言を、高市氏へのネガティブキャンペーンとして受け取ってしまった視聴者が多かったようだ。

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