川島瑠璃子さん(仮名・26歳)は、両親から寵愛を受ける優秀な姉を昔から疎ましく感じていた。そんな時偶然、実家に泊まることになった義兄を誘惑し、体の関係を持つこととなった。
>>前編:<実録!不倫カップルの顛末>実姉への醜い嫉妬…義兄と肉体関係を持った女の転落劇とは?<<
「義兄とはその後も度々、関係を持つことになりました。さすがに両親がいる実家ではリスクが高くて、最初の一度きりでしたけどね。ホテルだけではなく、義兄に頼んで、昼に姉と子どもが留守なのを見計らって、姉夫婦の寝室で関係を持ったこともありました。私も義兄も背徳感にゾクゾクして、病みつきになりました。その後も、キッチンや玄関、お風呂でも…。義兄にいやらしく抱かれる度に、姉への鬱積していたコンプレックスが解けていくように感じたんです」
義兄と禁断の関係を繰り返す瑠璃子さん。両親から受けることができなかった愛情を取り戻すかのように、義兄との情事に没頭していったという。しかし、この危うい関係が長く続く訳もなく、すぐに姉や両親が知ることとなり、話し合いの場が設けられた。
「姉は泣き叫ぶでもなく、淡々と私と義兄の不貞の証拠を出し、義兄に離婚を要求しました。義兄は“誘惑されて魔が差しただけ”と言い訳していましたが、姉は聞く耳を持ちませんでした。私にも慰謝料を請求され、実家からも追い出されました。最後に見た両親の私を見る顔は、まるで汚い虫けらを見るような目でした」
今は一人で暮らしているという瑠璃子さん。姉への慰謝料は借金し一括で払ったという。その後、離婚したと元義兄から一度、連絡があったが、彼への興味は一切湧かず、連絡は取ってないとのことだ。姉への嫉妬に駆られてやった不貞行為だったが、自分の行いに後悔はないという。
「親とも姉とも一生会ってもらえないでしょうし、会う気もありません。でも…今、私すごく生きやすいんです」。そう言って、最後に微笑んだ。