男性も、テーマパークはデートコースとして無難な場所だと思っている。とりあえず選んでおけば、間違いないだろうと。ところが、そこで女性からの「テーマパークは嫌い」発言が出てしまうと、大きな選択肢を失ってしまい戸惑うことになる。
>>デートに誘う回数だけが多い男がモテない理由<<
男性は、行先を決めるために、まず相手の女性について考える。どんな趣味があり、何を好むのか、思いを巡らす。そして頭の中で、2人で過ごすイメージを思い描いているうちに、どんどん彼女にのめり込んでいく。
では、実際に行先を指定するとしたら、どこがいいのか。映画や水族館などはこの時期であれば暑さもしのげていい気もするが、あまりに定番すぎる。海というのも季節物だが、想像の範囲内だろう。
もっとも相応しい回答は、「近くの居酒屋」だ。お手軽だし、時間もお金もそれほどかからない。相手の男性としては願ったり叶ったりの場所だが、拍子抜けもする。「そんなところでいいの?」と聞いてくるだろう。
そこで言ってあげよう。ひと言、「一緒にいられればいい」と。さり気ない言い回しに、男の胸は鷲掴みにされる。なんていい子なんだ…と、評価は急上昇する。だから今年の夏、めざすべきは近くの居酒屋だ! お酒が提供されているといいのだが…。
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Alexey Krasavin