まず大切なのは、相手との信頼関係を築くことです。出会ったばかりで信頼関係どころか、相手のことをほぼ知らない状態なのに相手を褒めてしまうと、「この人私の何を知っているの?」と思われかねません。初対面で外見だけを褒めちぎれば、嘘くさいと感じられてしまいますし、かといって内面を褒めるには情報が足りなさすぎます。もちろん、「そのお洋服よくお似合いですね」くらいの褒め言葉なら社交辞令としてありですが、過剰すぎると嫌悪感を抱かれることもあります。
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信頼関係が築けた相手でも、褒めすぎはあまりおすすめできません。褒める言葉がスラスラと出てくれば出てくるほど、「誰にでもこんな調子なんだな」と胡散臭く感じられてしまうからです。女性が求めているのは、本当に頑張った部分をきちんと評価してもらうこと。いつもと違う髪型にチャレンジした時には、それに気づいて欲しいと願いますし、仕事を頑張っている自負があるなら、仕事への姿勢を褒めて欲しいと思うものです。
とにかく、「数打てば当たる」の精神で、褒められそうな場所を見つけるたびに褒めていると、あなたの言葉に重みがなくなり、逆に相手を不快にさせてしまう可能性があります。褒めるのはピンポイントで。その言葉が深く刺されば刺さるほど、相手に好意を抱いてもらいやすくなりますよ。
文/恋愛ライター・大山奏