男が「知的な女性」を好むのは、しっかりしている印象を受けるからだ。それは、男遊びなどとはほど遠い清楚なイメージにつながり、安心感をもたらす。こういうタイプの女性と付き合うとなると、男性の中でもしっかりしなければいけないという自覚が生まれる。デートの際はあらかじめコースを考え、下調べをして、店に予約を入れて万全の態勢で臨む。
当日はもちろん楽しい時間となる。しかし、関係は長くは続かない。次第に準備することに疲れ、会うことを億劫に感じるようになってしまう。故に、知的だと感じさせてしまうのは得策ではない。本なんて読まず、知的な印象を与えない方が、男性としては気軽に付き合えるのだ。
>>実は「好きな女性を特別扱いしない」方が恋は上手くいく!<<
それに男性には、相手より「優位に立ちたい」という心理的欲求がある。本を読まない女性がいれば、自分のお勧めの本を教えてあげたいと思うのだ。男はこの、「教えてあげる」という立場に非常に居心地の良さを感じる。
だから女性は、男性に対して「教えて」という言葉を多用するといい。そして、相手の言うことを素直に受け入れて、実行してみよう。男性が本を勧めてくれたのなら、それを読んで感想を述べてみるのだ。すると彼の中であなたは、愛おしくて仕方のない存在となるはずだ。
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Tim Geers