特に、目に付きやすい部分である“足”などは、「もっと細くなりたい」と望んでいる女性も多いだろう。しかし、男はそこまで細い足に興味を抱かない。むしろ、惹かれるのは“太い足”。「ゴン太(ぶと)がいい」と思っている男すらいるほどだ。
足の細い女性は、スラッとしていて立ち姿も美しい。街を歩いていれば、男たちは自然とそちらに視線を向けてしまうだろう。だが、関心を示すのはその一瞬だけ。後は印象にも残らず、忘れ去っていく。細い足は、どうしても作り物のような気がしてしまうからだ。
胸に例えると分かりやすいだろう。胸の大きな女性に対して、男は強い関心を示す。服の上からでも分かるほど胸元が盛り上がっていれば、注視してしまうはずだ。
しかし、もしそれが作り物だと分かったらどうだろう。パッドが入っていたり、豊胸だったりすると、一気に興味をそがれてしまう。なぜならそれは、「男を意識している」と捉えてしまうからだ。
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男はこの、「男を意識している」という女性の心理を嫌うところがある。足においてもそう。細い足には、どうしても不自然さが漂う。男の目を意識して、作り上げられたように感じられる。
その点、太い足は違う。男を意識しているようには全く感じない、自然の産物である。世の男たちはそこにリアルを見出し、惹かれていく。太い足には、男が好む生々しさがあるのだ!
だから、足の太い女性諸君も嘆くことなかれ。男たちはそれを見て、「気にすることないよ」と内心思っている。むしろ、「ゴン太のほうが生々しくていい」と思っている。
文/恋愛ライター・小島康明
写真/in hiatus