肌が白くスベスベとした素足は、もちろんキレイだし触りたいと思う。それに、清潔感がある。男を意識するにあたり、この清潔感は損なってはいけないものだ。近付いた時にプワ~ンと臭いニオイが漂ってきたら、たまったものではない。だが、汚れに関してはそのままでいいのだ。
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足の汚れは、男に“幼さ”を感じさせる。子どものように裸足で駆け回る女性を、男は無邪気で可愛いと思う。足の汚れには、そんな姿を連想させる効果があるのだ。
男が好む代表的なシーンがある。海に行き、波打ち際で女性がサンダルを脱ぎ、裸足になるシーンだ。サンダルを手に持って、寄せては返す波と戯れる。そして、こっちを見て「テヘへ」と舌を出して笑う仕草は、無邪気さの塊だ。足の汚れなんて、むしろ大歓迎だろう。
汚いどころか、足の指に毛が生えていてもいいぐらいかもしれない。親指あたりに1本ピロンと生えた毛を発見した男は、ハッとする。見てはいけないものを見たような感覚に陥る。ただ、それが自分しか知らない彼女の秘密を握ったかのようにも感じる。すると男は優越感に浸り、秘密を晒してくれた女性を愛おしく感じるのだ。
だから、男性に素足を見せる場面があっても、そこまで気を遣う必要はない。少しぐらい汚れていた方が、男心を揺さぶるはずだ。
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Elijah van der Giessen