第2話は、なんとか警察官を続けることになったものの、慣れない当直勤務でパトロール中に助手席で睡魔に襲われる川合(永野芽郁)。そんな中、同棲中の彼氏にもらった大切なイヤリングを落としてしまったという女性・理沙(山口まゆ)に応対することになり――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第2話では、藤(戸田恵梨香)の“理想の上司”ぶりが話題になっている。実は理沙がなくしたイヤリングは盗難届が出ていたもの。その彼氏(井上尚)は刑事課が追っていた連続窃盗犯で、それを知らない理沙が出した遺失届をきっかけに、アパートのガサ入れが行われるという展開だった。
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「川合はその前日の仕事終わりに理沙とイヤリングを探していたりなど、思い入れのある市民だっただけに、理沙宅の家宅捜索を躊躇。盗品の捜索を促す藤に『無理です。できません』と宣言するという場面がありました。そんな川合を藤は外へ連れ出し、叱責するかと思いきや、謝る川合に『別に謝ることないさ、それが普通だから。他人の家にずかずか入って手当たり次第調べるなんて普通ならできない」とフォロー。『川合の反応が正常。慣れちゃった私たちの方がおかしいよ』と言い、顔を曇らせる川合に『いいよ、ここにいな。やっとくから』と捜索に戻っていきました」(ドラマライター)
通常の仕事ドラマでは、「仕事ができない」と主張する後輩を叱りつけて諭すのが自然な流れ。しかし、この藤の言葉に川合は考え込み、その後自ら捜索に戻ったこともあり、ネットからは「優しすぎる」「これは完全に理想の上司」「こういう先輩最高」「考えるきっかけ与えてくれたのすごい」という絶賛が集まっていた。
「ただやみくもに叱っただけでは、今ではパワハラと受け取られかねないこともしばしば。こういう時代に、あえて優しくすることで考えるきっかけを与えるという藤の行動は、多くの社会人からの称賛を集めたようです。ネットからは『今の時代にピッタリのドラマ』『叱られるよりも優しくされた方が仕事に戻るタイミング難しいし、そういう意味でも川合を成長させたかったのかな』という指摘もありました」(同)
第2話の藤は、誰もが憧れる先輩像を体現していたようだ。