第4話は、搬送された女性患者を朝倉美月(波瑠)と桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)が受け入れた。救急隊員にその女性・花園詩織(松井愛莉)の恋人が付き添っていると聞いた幸保は驚く。そこにいたのは幸保の恋人、青山北斗(竹財輝之助)で――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第4話では、美月が幸保に言い放ったある言葉が物議を醸している。問題となったのは、詩織に強く当たられた結果、激昂して詩織と喧嘩になり、「具合が悪い」と早退を申し出た幸保を美月や深澤新(岸優太)が引き留めているシーンだった。
>>月9『ナイト・ドクター』の医療チーム、「救急にポンコツ2人っておかしい」「新人バイトレベル」疑問の声<<
「止めようとする美月と幸保の間で言い争いになり、幸保は『私はね、夜働く北斗に生活リズム合わせるためにわざわざここで働くこと選んだの!』と主張。これに深澤は『えっそんな理由?』と困惑。さらに美月も『じゃあ本当の自分は? 北斗さんにそこまでして依存して、本当の高岡はどこにいんの?』と指摘し、幸保は戸惑っていました。作品内では“核心を突いたセリフ”のように扱われましたが、ネットからは『彼氏を好きな自分が本当の自分でもいいじゃん』『どんな理由でもちゃんと仕事してたら他人が文句言うことではない』『恋人や配偶者に合わせて仕事決める人なんていくらでもいる』というツッコミが殺到していました」(ドラマライター)
その後、実は幸保が誰よりも患者を丁寧に診察していたことが判明。そのため、より違和感を抱いた視聴者が出てしまったそう。一方、賛同の声も集まった。
「結局、この言葉が響いた幸保は北斗とも別れ、寮に引っ越して改めて自分自身を見つめることに。美月の言葉について、『一番言われたくない言葉』と冗談交じりに明かしていました。この様子に、ネットからは『本当の自分って難しいよね』『この言葉めちゃくちゃ刺さった』『本当の自分を見つめ直して探していく、大切なこと改めて考えた』という好意的な声も集まっていました」(同)
美月こそ他人の生き方を否定しているという反発の声が集まった一方で、心に響いた視聴者も少なからずいたようだ。