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「サキホコレ」は、壇蜜の出身地でもある秋田県産の新品種米。壇蜜は艶やかな着物姿で登場すると、デザイナーの原研哉氏とベールに包まれたお米のパッケージデザインを笑顔でお披露目した。「サキホコレ」というネーミングは一般公募で決まったが、壇蜜は「自分も咲き誇れているだろうかって自問自答できるようなタイトル」と期待を寄せる。
この日着て来た着物は、スタイリストに選んでもらったといい、「今日の発表会にふさわしいもの、華やかでかつ明るくて可愛らしい着物を、まさかの四十路で着させていただきました」と照れ臭そうに紹介。パッケージに関しても、「品格の中にも強さがある。ぱっと見た時に、日本人なら誰でも読めるなって安心感を覚えた」とこちらも大絶賛だった。
イベント終盤には、早速「サキホコレ」を試食。「思った以上にもちもちしています」とにっこり。「一足先にいただいてとても光栄な気持ちでいっぱい。今、こういう状況で、人と接しててなんとなく憚られる時代。今日試食をして、本当にこのサキホコレが広がってほしいなっていう気持ちになりました。何かと不自由ですが、お買い物をしたりお料理をすることで解き放たれると聞いております。このお米を食べてみんなが咲き誇れるようになればいいな」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)