太田は、これまでにも大規模なコンサートやパチンコ店、夜の街の飲食店などが非難された時に、「『ちゃんとした対策をやってもらいますので、それは我々の仕事です、批判するのはやめて下さい』ともっと国民に言っていたらこんなことにならなかった気がする」と話していた。
オリンピックは万全のコロナ対策を施していると示されているが、「でも、ダメだと言うわけじゃない国民は。それは今までのあなたたちがやってきたことがこうして返ってきてるんじゃないか」と訴えかけた。「『自粛警察やめて下さい』と言ってもある程度放置したよね」とも指摘し、これまでの流れがオリンピック反対論を生み出しているのではと太田は言いたいのだろう。そこにあるのは国や都と国民、都民との間にある認識のズレ、コミュニケーションのすれ違いと言うべきもの。
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こうした状況に、太田は「一年半ここへ来てここで最大の分断が起きちゃうのは俺はあまりにももったいない」と嘆き、「国民と政府は同じもどかしさを実はわかっている。共有できる部分があとちょっとな気がしてるんだけどどうかね」と期待を寄せていた。
これには、ネット上で「太田さん、すごいアツい思いが伝わってくる」「太田さんの考え方は、やっぱりこういう折にも人間愛に溢れた考え方をしてるなぁ」といった声が聞かれた。