丸川大臣は11日に、オリンピック開催は「絆を取り戻す大きな意義がある」と発言。これに、ネット上では非難の声が殺到している。
これに対し、金子恵美元衆議院議員は「お昼の番組で一緒だった橋下(徹)さんが、『自民党って何かと絆って言葉好きだよね』って言うんですけど、自民党の綱領の中に出てくる。菅(義偉)さんが総裁選に出た時も『自助・共助・公助』、そして『絆』を掲げていた」と指摘。そこで、「スローガンとしてはいいけど、オリンピック開催をこれだけ不安視して、支持する人が少なくなってきている中では、空虚に聞こえてしまう」とコメント。これには、ネット上で「この段階で絆とか言われても困るわ」「まさしく空虚そのもの」といった声が聞かれた。
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さらに、オネエのダイアナ・エクストラバガンザも「どうやったら無事に開催できるのか。そこをまったく明らかにされないままで、こういう耳ざわりのいい言葉だけを並べられたら、こういう言葉で丸め込まれるんじゃないかって思いがみなさんあると思う」とバッサリだった。
ただ、金子氏は丸川大臣の発言の背景を「毎日のように行政、役所が書いたペーパーとか答弁書を読み続けていると、何か非常にそればかりが染み付いてしまう。ものすごく地に足がついていない抽象的な表現を私もよくしていました」と自身の政治家体験をふまえて分析。「多分、その感覚で喋ってるから国民の感情と乖離してるんだなと」と語っていた。これには、ネット上で「言葉が薄っぺらい理由ってそこだったのか」「こういうクセって確かに抜けなさそう」といった共感の声が多く聞かれた。