番組では、3月29日に青森県十和田市でエステサロンを経営する女が長さ30センチのパン切り包丁で内縁の夫を殺害した事件を報道。番組の独占取材として女の母親のインタビュー映像を放送した。インタビュー内で母親は女と内縁の夫の間に生まれた小さな赤ちゃんをおんぶしながら、事件のきっかけや原因は分からないとしつつも、「私の育て方が悪かった」と心情を吐露した。
これをスタジオで見ていた谷原は、まずは残された子どもをしっかりケアしてあげてほしいと述べた上で、「お母さん、絶対自分を責めてはいけないと思います」とコメント。続けて、「お母さんが悪いわけじゃない。お母さんの育て方が悪いとは僕は思いません」と強く訴えた。
これを受けてTwitterでは「谷原さんの言葉、ホッとした」「よく言った谷原さん。その通りだよ、お母さんのせいじゃない」「泣けた」と称賛する声が多く上がっている。
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一方で、「まだ経緯が分からない時点でお母さんは悪くないって言っていいの?」「谷原さん、殺害のニュースなのになんで言い終わった後、若干微笑んでいるの?」などと谷原の言動や表情に疑問を呈するコメントも見られた。
また、容疑者の母親に取材する必要はないとする意見や「“育て方が悪かった”という言葉を流したくて取材したようにしか思えない」など、番組に対する苦言もあった。
3月29日から始まった『めざまし8』。前番組の『とくダネ!』が22年間続いた長寿番組だったこともあり、谷原のプレッシャーは相当なものだろうが、Twitter上では谷原の司会ぶりに好意的な意見が多い。ただ、谷原の言い間違いの多さや滑舌の悪さを指摘する声も見受けられる。その物腰の柔らかさが裏目に出ている面もあるようだ。