辛坊氏はヨットでの太平洋横断に挑戦を始めたため、今週から日替わりパーソナリティーが出演している。昨日の落語家の立川志らくに続き、小倉の登場となった。
小倉は、厚生労働省の職員23人が、銀座の飲食店で深夜まで宴会をしていた報道を「処分されても仕方ない」とバッサリと切り捨てた。
小倉は「厚労省のみなさんも、コロナ対策で大変だと思います。緊急事態宣言が開けたので、送別会を兼ねて一杯やりたいのはわかる」と前置きをしながらも、「我々がどれだけ我慢しているのかってわかってるはずなんですよ」と話し、先週末で終了した『情報プレゼンターとくダネ!』(フジテレビ系)の裏側を語った。
小倉は「最後の日になるべく大勢の今まで関わってくださったみなさんをスタジオに入れたかった」思いがあったが、コロナ対策でスタジオに入れる人数に限りがあった。隣のスタジオも使ったが、それでも全員は呼べず、「お断りした人もいる」と説明。「普通だったら22年間やってきて、打ち上げでね、乾杯だけでもいいからやりたいでしょ。それもやらずに一切やめましょうってことで相談して」と話し、キャスターだけの小規模な集まりも提案されたが、小倉の希望で打ち上げの類は一切行っていないという。
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そうした立場から、マスクもせず、深夜12時過ぎまで飲んでいた厚労省の職員には、「これは処分されてもしょうがない」と批判した。さらに、職員たちの所属の大半が老健局老人保健課であった点について、「直接お年寄りと接触する職場ではないでしょう。ただ、そうは言え、一番敏感じゃなきゃいけない人たちなんだから、これはアウトですね」とバッサリと切り捨てた。
これには、ネット上で「やっぱり小倉さんのコメント心地よいわ」「これは本音を代弁してくれた」といった声が聞かれた。
さらに、小倉は田村憲久厚生労働大臣が、同様のケースがないか調査を行うと明言したことに対し、「あまり確認しない方がいいよ。あれもこれもって出てくるかな。やめときな」とコメント。サラリと皮肉を滲ませる小倉節も健在だった。