大石氏といえば、静岡放送の原田亜弥子アナウンサーのW不倫疑惑が5日発売の「フライデー」(講談社)で報じられていた。
両社ともに新社長が就任したものの、大石氏は静岡新聞社代表取締役顧問、静岡放送非常勤取締役にそれぞれ就任することになった。
「さすがに、創業者の孫とあって、役付きから外すことはできなかったようだ。そのため、結局、両社の実権は握り続けたまま。ほとぼりが冷めたころに社長に返り咲くのでは、と早くもささやかれ始めている」(地元のメディア関係者)
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大石氏といえば、同誌の直撃に対して不倫関係を否定したどころか、記者に対して謎の“モテ自慢”をし始めた。さらには、社外からこの件の問い合わせが来た時の答え方を指示する、「想定Q&A」のペーパーが社員に配布されたことも報じられてしまったのだ。
さらに、ニュースサイト「デイリー新潮」によると、8日の夕方、社員に謝罪文を送ったというが、社長の地位に未練タラタラ。
丁重な謝罪から始まってはいるものの、原田アナと不倫関係にあったことは重ねて否定。さらには、「どういう形であれ、静岡放送並びに静岡新聞社の未来、そして社員の皆様の未来にお役に立てるよう、努力して参りたいと考えております」と胸中を明かしている。
「大石氏は周囲をイエスマンで固めているので、大石氏が『白』と言ったら『白』。自分にとって都合が良すぎる謝罪文のようだが、誰もその内容について物申すことができなかったのだろう。結局、恥の上塗りをしただけでは」(同)
大石氏が社長を辞任して社内が“浄化”されると思われたが、結局、それはかなわなかったようだ。