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W不倫報道の静岡放送社長、退任も実権は握り続けることに 都合が良すぎた謝罪文

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画像はイメージです

 静岡新聞社と静岡放送は今月9日、取締役会を開催し、同日付で両社の社長を務める大石剛氏がそれぞれの社長を辞任したことを発表した。 

 大石氏といえば、静岡放送の原田亜弥子アナウンサーのW不倫疑惑が5日発売の「フライデー」(講談社)で報じられていた。

 両社ともに新社長が就任したものの、大石氏は静岡新聞社代表取締役顧問、静岡放送非常勤取締役にそれぞれ就任することになった。

 「さすがに、創業者の孫とあって、役付きから外すことはできなかったようだ。そのため、結局、両社の実権は握り続けたまま。ほとぼりが冷めたころに社長に返り咲くのでは、と早くもささやかれ始めている」(地元のメディア関係者)

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 大石氏といえば、同誌の直撃に対して不倫関係を否定したどころか、記者に対して謎の“モテ自慢”をし始めた。さらには、社外からこの件の問い合わせが来た時の答え方を指示する、「想定Q&A」のペーパーが社員に配布されたことも報じられてしまったのだ。

 さらに、ニュースサイト「デイリー新潮」によると、8日の夕方、社員に謝罪文を送ったというが、社長の地位に未練タラタラ。

 丁重な謝罪から始まってはいるものの、原田アナと不倫関係にあったことは重ねて否定。さらには、「どういう形であれ、静岡放送並びに静岡新聞社の未来、そして社員の皆様の未来にお役に立てるよう、努力して参りたいと考えております」と胸中を明かしている。

 「大石氏は周囲をイエスマンで固めているので、大石氏が『白』と言ったら『白』。自分にとって都合が良すぎる謝罪文のようだが、誰もその内容について物申すことができなかったのだろう。結局、恥の上塗りをしただけでは」(同)

 大石氏が社長を辞任して社内が“浄化”されると思われたが、結局、それはかなわなかったようだ。

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