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RISE元西武ピッチャー相内誠125秒KO負けデビュー「このままだったら無理」

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相内誠

 キックボクシング団体RISEは2月28日、神奈川・横浜アリーナで年間最大ビッグマッチ『RISE ELDORADO 2021』を開催した。

 第3試合では元・埼玉西武ライオンズの投手、相内誠がキックボクサーデビュー戦をモンゴルのDelgermuru拳信王を相手に行った。

 昨年、西武から戦力外通告を受けた相内だが、高校時代は地元の千葉でキックのジムに通っており、一時は「野球か?キックか?」という選択肢に迷った時期もあるという。185センチという身長は、会見で同席した“キック界の王子様”白鳥大珠も「デカかったです」と驚いていた。プロ野球時代より約10kg減量してキックボクサーに転向した相内。公開練習で披露した左のリードと右ストレートを効果的に使えるのか注目が集まる。

 試合は相内が右ミドルからパンチで襲い掛かるも、サウスポーの拳信王は左ロー、左ミドルで押していくと、体が丸くなってしまった相内はダウンを奪われる。一気に攻めたい拳信王は左ローと左ミドルを連発。相内も右ストレートを狙っていくが、左ミドルからの左ストレートで2度目のダウンを奪われてしまう。最後は拳信王のラッシュに相内は何もやらせてもらえないまま、レフェリーがスタンディングダウンを取ってストップ。相内にとってほろ苦いデビュー戦となってしまった。

 久々の勝利となった拳信王は「考えた通りに試合が出来ました。(相内は)気持ちが強いなと思いました。パワーとかは感じなかった。パンチが蹴りで決めようと思っていたので、考えた通りだった。相内選手には頑張ってもっと強くなっていい試合をして欲しい」と試合を振り返りつつ、相内にエールを送った。

 相内は「ボコボコにされちゃいましたね。試合前は緊張とかなかったんですけど、リングに上がったら味わったことのない緊張感がありました。凄く痛かったです。このままだったら無理だなと思った。しっかり練習を積まないと。もっと時間を取って練習に取り組みたい。ディフェンスとスタミナが課題」と初の実戦を振り返った。なお、西武時代のチームメイトからは試合前にエールが送られたとのこと。

 「男のスポーツだな」と思ったという相内が、今後どのような進化を遂げるのかじっくりと見届けたい。

◆RISE◆
『RISE ELDORADO 2021』
2021年2月28日
神奈川・横浜アリーナ

▼スーパーライト級(-65kg/3分3R)
○Delgermuru拳信王(1R 2分05秒 TKO)相内誠●
※レフェリーストップ

(どら増田)

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