RISE
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スポーツ 2022年06月20日 10時50分
那須川天心が武尊に「会心の左」でキック42連勝、有終の美!東京ドーム5万6399人“夢の対決”に酔う
格闘技団体RIZIN、RISE、K-1の3団体にシュートボクシング、新日本キックなどが加わり、立ち技格闘技のオールスター戦『THE MATCH 2022』が19日、東京・東京ドームで開催した。 メインイベントでは、格闘技ファンがかねてから待ち侘びていたRISEの那須川天心とK-1の武尊のドリームカードが、天心が武尊に対戦表明してから約7年越しで実現。直前になり、フジテレビが生中継を見送るなど、暗い話題もあったが、東京ドームには56399人もの観客が集まり、世紀の一戦を見守った。最前列が300万円に設定された今大会は、チケット収入だけで20億円にも上るというから驚きだ。チケットは前売りの段階で完売している。 前日計量は天心が57.95kg、武尊は58kg。当日の第8試合終了後に行われた計量(戻しは4kgまで)では、天心が61.95kg、武尊が61.75kgで両者ともにクリア。メインイベントの前にはRISEやシュートボクシング、新日本キックらの選手とK-1ファイターによる夢の対抗戦がズラリ。メイン前に休憩が設けられ、2人が対戦するまでの経緯をまとめた映像が流されて、56399人の観客の期待感は絶頂に達し、メインゲートからまず武尊がゴンドラに乗って花道へ。天心も同じ演出で、2人ともそれぞれ5分を越える入場した。武尊にはロックバンド、ONE OK ROCKのTakaが、天心には俳優の菅田将暉が花束を渡し、リングを降りると、場内は尋常ではない盛り上がりに。 試合は、1Rに天心が放った左フックがカウンターで決まり、武尊がダウン。その後ポイントを取り戻そうと武尊は猛ラッシュをかけるも、天心が冷静かつ最後まで攻める姿勢を崩さず、このダウンで得たポイントを守り切った。試合後、天心は武尊と涙の抱擁。2人だけの会話を「かなりした」という。 武尊がリングを降りると「やったぞー!」と涙ながらに叫ぶと、「こんなに長い間待ち続けたファンの皆さん、そして戦ってくれた武尊選手、本当にありがとうございました。僕もそうですし、武尊選手もそうですし、ずっと試合をしたかったけど実現しなくて、本当に恋人みたいな感じで、好きになったり振られたり、人生、いろいろあるんですけど、こうやって最後、武尊選手と、こうやって東京ドームという満員の舞台で戦えて、本当に俺、幸せです。それを観に来てくれて、歴史の証人になってくれてありがとうございます」と涙ながらに感謝の意を述べた。天心はデビューから42戦42勝という記録で、キックボクシングからの引退となった。 バックステージで天心は「めっちゃ気分良かったですね。格闘技、日本のエンタメの中でも一番盛り上げられたと思うので、格闘技も捨てたもんじゃないと日本中に伝えられたと思います」と超満員の東京ドームの景色について語ると、今後について「一回休みたいです。格闘技のこと一回も考えない日々を送りたい」とボクシング転向までの間、リフレッシュをしたい様子。ダウンを奪った左フックは「会心の左でしたね。コンパクトに狙う。刀のように大きくならないように打った」という。 一方の武尊は「この試合を実現するために動いてくれた人たちと、支えてくれた人たちと対戦相手の天心選手に心から感謝しています。僕を信じてついてきてくれたファンの人たちだったり、K-1ファイターの人だったり、ジムのみんなだったり、そういう人たちには心から申し訳ないです。以上です」と涙声で語ると一方的に会見を切り上げた。関係者によると「また落ち着いたらコメントを出させていただきます」とのこと。 「負けたらマジで死のうと思ってた」と試合前の覚悟を明かした天心は、かなり安堵の表情を浮かべていたが、武尊の覚悟も相当なものだったはず。今後の展開を注視していきたい。『THE MATCH 2022』2022年6月19日東京・東京ドーム観衆 56399人(超満員札止め)▼THE MATCH 2022那須川天心vs武尊特別キックボクシングルール(3分3R / 延長1R / 58.0kg)○那須川天心(判定 5-0)武尊●※ジャッジ29-28、30-28、30-28、30-28、30-27(どら増田 / 写真・山内猛)
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スポーツ 2021年12月27日 11時30分
RISE那須川天心とK-1武尊のスーパードリームマッチが来年6月「中立のリングで」開催決定!
那須川天心と武尊のスーパードリームマッチがついに実現だ。RIZIN、RISE、K-1の3プロモーションからのリリースにより、24日、都内において記者会見が行われた。会見にはRIZINの榊原信行CEO、RISEから那須川天心、K-1から武尊が出席した。 会見では2022年6月に、那須川天心vs武尊の試合が行われることが正式に決定したことが発表された。大会はRIZIN、RISE、K-1のどこでもない中立のイベントで行われ、日時、会場、大会名は未定。契約体重は前日計量で58kg、当日計量で62kg。ワンキャッチ、ワンアタックがOKのキックボクシングルールとなる。 榊原CEOは「ついにこの日が来ました。2022年6月、正式に2人が戦うことが決まりました。この戦いを実現させるんだと言う関係者や武尊、那須川天心の両陣営が頑張りました。ここまでファンに求められたカードは見たことがない。夢のカードと言うと大げさになっちゃうけど、ザ・マッチです。一番デカい会場で、大観衆を迎える形でやりたいと思っていますが、実行委員会を立ち上げたり、チケットの問い合わせも殺到すると思いますが、その問い合わせ先も早急に決めたい」とコメント。 武尊は「対戦が熱望されてきた試合ですけど、格闘技界がもっともっと盛り上がるためには『中立のリングじゃなきゃいけない』とずっと言ってきて、時間は掛かりましたけど、試合を確定することが出来て嬉しいです。ファン、K-1の後輩、全ての気持ちを背負って、この試合に臨んで絶対に勝ちます」。対する天心は「クリスマスイブにこんなプレゼントが出来て嬉しいと思いますし、ファンからすればずっと待望されてた試合。最高のプレゼントを渡せたんじゃないかなって。この試合、しっかりと締めたいと思います」と語り、ドリームマッチ実現のため、来年4月に卒業予定だったキックをこの試合まで延長するという。 武尊は「僕がK-1のスーパー・バンタム級でチャンピオンになった時、天心選手もチャンピオンになった。ただのライバルじゃなくて、僕はこの5~6年、この試合を実現するために話し合いをしてきて。存在を恨んだ時期もあったけど、今回実現して感謝の方が大きいかな」と天心へ感謝の気持ちを述べると、来年6月までのスケジュールについて、「今年の大みそかに天心選手と戦うつもりでずっと追い込んできて、今は天心選手のことだけで他の相手は頭に浮かばないですけど、僕も3月に試合してから1年以上空いてしまう。6月までに1試合、挟みたいと思います」と1試合実戦を挟みたい考え。ルールと体重については、現在のスーパー・フェザー級(60kg)よりも、2kg軽い体重に決まったが、武尊は「この体重に決まったので、僕はそれに合わせて体を作ります。ルールはいつもやってるルールとは違うんですけど、それに合わせます。ただ、この試合にドローはいらないと思うんで、延長無制限ラウンドでやりたいと思います」と「完全決着ルール」を要求。この武尊の提案に天心は「僕も引き分けはいらないって言うか、そこまで持っていかなければいいので」と応じたが、榊原CEOは無制限については難色を示しており、無制限以外の形で分かりやすい決着を模索していくようだ。 詳細は年明けにも発表される見込み。なお、天心は大みそかのRIZINで五味隆典とスペシャルエキシビジョンマッチを行う。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月08日 10時50分
RISE女子大会でメイン出場の小林愛三が公開練習「国内最強を決める戦いだと思ってます」
12日に東京・後楽園ホールにて開催されるキックボクシング団体RISEの女子大会『RISE GIRLS POWER.5』のメインイベントで、ミニフライ級王者・寺山日葵(ひなた)と対戦するフライ級王者・小林愛三(まなぞう)がNEXT LEVEL渋谷(東京都渋谷区)で公開練習を行い、パワーが伝わるミット打ちを披露した。 小林は「計画を立てて進んできたので今は順調にやってます」と順調をアピール。 「寺山選手は自分自身を知ってる選手ですごく強いと思うので、自分の強いところと弱いところを知ってる選手っていうのは強いと私は思ってるんで。やっぱり自分の弱さを認めつつ強さを伸ばしていくっていう練習をしてます」と言う。 今回は現役王者対決、頂上対決と言われているが、「私も国内最強を決める戦いだと思ってます」と小林自身も自負しているようだ。 寺山に対しては「やっぱりリーチがあって、手足も長いし間合いも上手なので。ただ、私も間合いに関してはここ数か月すごく意識して戦っていて、短い距離と言うか長い距離での戦いに最初はなると思います。寺山選手と言うよりか自分の中で遠いところからいかに蹴っていくかって言うのは今回の試合だけじゃなくて、牧トレーナーにムエタイルールの時から教わってるので、今回改めてってことじゃなくて地道にやってきてるかなと思います。寺山選手は間合いだったり距離が上手な分、その距離で打てるとか自分自身の手足の長さと動きを自分で理解できる選手だなと思うので、そういうところが強いと思います。私は女子キックボクサーで私より強く蹴れる選手はいないなと思いますね。自信あります。ただ力んじゃうとスカされちゃうと思うんで、そこは考えながら蹴っていきたいんですけど、気持ちは蹴り飛ばしたいです」と笑みを浮かべた小林。 寺山戦については「ファイトスタイルも真逆って言っていいほどだと思うんですけど、私は見てる人に気持ちが伝わる試合がしたいなと思ってるので、最後は諦めない人が勝つっていう、だからこそ思いっきり最後まで勝つんだ!って気で勝利を奪いたいと思います。寺山選手がノッてくれるんだったらこっちの勢いだと思うんで、とにかく諦めないで攻めて攻めて攻めまくる気持ちでいきたいと思います。何回か戦うチャンスはあったんですけど、色んなことがあって、今はお互いベルトを持って戦うっていう。今が戦い時だったんだなってすごく思ってます。このチャンスを掴みたいと思います」と語っている。 後楽園のメインを務めることに関しては「一番は気持ちの伝わるファイトをして、熱い気持ちで帰ってもらえたらと思ってるので、見てる方が熱い気持ちになって明日も頑張ろうってなるような大会にしたいです」と気持ちに火がついているようだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月12日 16時35分
「必ず革命を起こします」那須川天心がキックボクシング引退、ボクシング転向を正式発表! キック最終戦は2022年3月『RISE』に決定
キックボクサーの那須川天心が、10日に放映された『炎の体育会TV』(TBS系)にてキックボクシングを引退し、ボクシングへ転向することを正式に発表した。 史上最年少16歳で『RISE』のバンタム級王座を獲得し、『神童』『キックボクシング史上最高の天才』などと称されている那須川。2022年3月に行われる『RISE』をもってキックボクシングを引退し、ボクシングへ転向することが正式に決定した。今後、キックボクシング最終戦となる『RISE』を含め最大で4試合、少なければ2試合に出場予定となっている。現在キックボクシングの練習に加え、キック引退と同年である2022年中のデビューを目指し、パンチの技術を上げる練習をメインに調整しているという。 >>全ての画像を見る<< 那須川はこれまで最強のチャンピオンとして、『RISE WORLD SERIES 2019-58kg 級王者』、『初代RISE世界フェザー級王者』、『第6代 RISE バンタム級王者』、『BLADE FC JAPAN CUP 55kg 2015トーナメント優勝』、『RIZIN KICK ワンナイトトーナメント(57kg)2017優勝』など多数のタイトルを制覇。常に挑戦者を迎え撃つという立場として、試合に挑んできた。今回、その立場に甘んじることなく“常に挑戦していたい”という本人の思いから、ボクシングへ転向することになったという。転向に対し、「キックの技術があるからこそ、ボクサー相手にも通用する部分があると思う。ボクシングにおいては一番下からのスタートだから、上にどれだけ強い選手がいるんだろうってわくわくする」と明かしている。 キックボクシングへの思いを聞かれると那須川は、「プロの格闘家の道に進ませてくれたキックボクシングには愛着もあり、感謝の念が強いです。しかし、まだ22歳。“無敗のチャンピオンとして挑まれる立場”のキックボクシングは一旦ここで卒業し、自分がゼロからの挑戦者になれるボクシングの道を次のフィールドとして選びました」とコメント。キックボクシング残り数試合への意気込みを聞かれると、「全試合KOしたいですね。ただ、引退へ向けたカウントダウンとなる数試合だからといって、いつもと何かを変えるのではなく、これまで通りの準備・調整をして試合に臨みたいと思っています」と話した。 さらに、ファンに対して「キックボクシングは2022年3月で卒業しますが、必ずボクシング業界でも革命を起こします。皆さん引き続き応援宜しくお願いします!」とコメントを寄せている。 キックボクサーとしての那須川が見せる残りの試合に注目が集まる。
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スポーツ 2021年03月02日 11時30分
那須川天心キック卒業は「来年2月から4月」RISE伊藤代表が明言!
キックボクシング団体RISEは2月28日、神奈川・横浜アリーナで年間最大ビッグマッチ『RISE ELDORADO 2021』を開催した。 メインイベントでは、那須川天心が志朗を相手にハイレベルな攻防を繰り広げた上、勝利。デビュー以来、無傷の44連勝を飾っている。試合後、天心は「志朗君とは心理戦というか。ただ打ち合っての試合が面白いと思うんですけど、駆け引きの中で勝てて。そういう風に成長させてくれた志朗選手ありがとうございます。これからボクシングに行くとか、誰かとやるとか言われていましたけど、キックにいる時間は少ないんですよね。これからもRISEに恩返しして、キック無敗で突き進みます」と近い将来のキックボクシング卒業を明言。 RISEの伊藤隆代表は、今後の天心の対戦相手について「若いタイ人の強い選手で『天心とやりたい』と言っているロッタンみたいなタイプの選手がいるので、RISEで育てたい。ロッタンはONEとの契約もありますし、天心が1試合ONEで試合して、ロッタンがこっちでというのもあるかもしれないんですけど、ロッタンからも60kg以下に落ちないと聞いてるので、ロッタンもキックに転向しましたし、折り合いが付けばやらせたいです」と天心が苦戦したロッタンとの再戦も含めて見解を述べた。また、キックボクシングの卒業時期については「1年弱で天心も格闘技を卒業するので、天心ファイナルのELDORADOもやりたいですね。来年2月から4月にやって送り出したいです」と初めて卒業時期について明言。伊藤代表は天心を育ててきただけに、この日の試合を観ながら「寂しさもあった」という。 キックボクシングでは、武尊との世紀の一戦が残されているが、天心は「何か言うことではないし、取りあえず今回の試合に懸けていたので頭を休めつつ、そこは追々ですね」とコメント。武尊から「観に来て欲しい」と言われている3.28 K-1東京・日本武道館大会についても、「どうしよう…まだわからない。そこはお楽しみに!」と笑顔。もしかしたら大晦日の逆サプライズがあるかもしれない。 天心のキックボクシングカウントダウンにおいて、対戦出来る選手も絞られて来る。この日は鈴木真彦が「天心くんとの試合をあきらめない」と発言していたが、対戦したい選手が少ない枠を争うことになるのだろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月01日 11時30分
RISE元西武ピッチャー相内誠125秒KO負けデビュー「このままだったら無理」
キックボクシング団体RISEは2月28日、神奈川・横浜アリーナで年間最大ビッグマッチ『RISE ELDORADO 2021』を開催した。 第3試合では元・埼玉西武ライオンズの投手、相内誠がキックボクサーデビュー戦をモンゴルのDelgermuru拳信王を相手に行った。 昨年、西武から戦力外通告を受けた相内だが、高校時代は地元の千葉でキックのジムに通っており、一時は「野球か?キックか?」という選択肢に迷った時期もあるという。185センチという身長は、会見で同席した“キック界の王子様”白鳥大珠も「デカかったです」と驚いていた。プロ野球時代より約10kg減量してキックボクサーに転向した相内。公開練習で披露した左のリードと右ストレートを効果的に使えるのか注目が集まる。 試合は相内が右ミドルからパンチで襲い掛かるも、サウスポーの拳信王は左ロー、左ミドルで押していくと、体が丸くなってしまった相内はダウンを奪われる。一気に攻めたい拳信王は左ローと左ミドルを連発。相内も右ストレートを狙っていくが、左ミドルからの左ストレートで2度目のダウンを奪われてしまう。最後は拳信王のラッシュに相内は何もやらせてもらえないまま、レフェリーがスタンディングダウンを取ってストップ。相内にとってほろ苦いデビュー戦となってしまった。 久々の勝利となった拳信王は「考えた通りに試合が出来ました。(相内は)気持ちが強いなと思いました。パワーとかは感じなかった。パンチが蹴りで決めようと思っていたので、考えた通りだった。相内選手には頑張ってもっと強くなっていい試合をして欲しい」と試合を振り返りつつ、相内にエールを送った。 相内は「ボコボコにされちゃいましたね。試合前は緊張とかなかったんですけど、リングに上がったら味わったことのない緊張感がありました。凄く痛かったです。このままだったら無理だなと思った。しっかり練習を積まないと。もっと時間を取って練習に取り組みたい。ディフェンスとスタミナが課題」と初の実戦を振り返った。なお、西武時代のチームメイトからは試合前にエールが送られたとのこと。 「男のスポーツだな」と思ったという相内が、今後どのような進化を遂げるのかじっくりと見届けたい。◆RISE◆『RISE ELDORADO 2021』2021年2月28日神奈川・横浜アリーナ▼スーパーライト級(-65kg/3分3R)○Delgermuru拳信王(1R 2分05秒 TKO)相内誠●※レフェリーストップ(どら増田)
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スポーツ 2020年12月28日 22時30分
RISE那須川天心対志朗は2.28横浜アリーナで実現!元・西武、相内誠もデビューへ
キックボクシング団体RISEは、来年2月28日に神奈川・横浜アリーナに初進出し、『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』を開催すると発表した。伊藤隆代表によると、『RISE ELDORADO』はRISEの年に一度のビッグイベントの新しいシリーズ名になるとのこと。 伊藤代表は「来年は今年やる予定でした63kgのワールドシリーズを開催したいです。DEAD OR ALIVE(1DAYトーナメント)は70kgと53kgで開催します。ビッグマッチは関東2回、大阪2回のトータル4回で、もう1回増えるかもしれません。Girls Power(女子大会)も来年は後楽園ホールに進出していきます。後楽園ホールも10回、アマチュアも入れたら20回以上の大会になります。今まではナンバーシリーズ、DEAD OR ALIVE、Girls Power、ワールドシリーズという大会があったんですけど、さらに上の頂点を意味付けるイベントを、毎年3月前後に開催したいと思います。それが来年2月28日の大会となります。『ELDORADO』は、スペイン語で黄金郷と訳されることもあり、1年最も輝いた選手が参戦するビッグイベントです。RISEの頂点のイベントにしたいです」と2021年のビジョンとともに、初進出となる横浜アリーナ大会の意気込みを熱く語った。 同大会では、バンタム級55kg契約で那須川天心に、天心の挑戦権を得た志朗が2019年9月以来となる再戦を行う。天心は「志朗選手は前に戦った時よりも強くなっていると感じますし、トーナメントで圧倒的に優勝したことが僕にとっては再戦のモチベーションになっているので、しっかり決着をつけて、去年と同じような結果にしたいです」と連勝宣言。志朗が制した11月のトーナメントについては「距離設定が巧いなと改めて感じました。鈴木(真彦)選手が熱くなっていましたけど、冷静に勝ちに徹する戦いをしていたと思います」と冷静に分析。大晦日にはRIZIN埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で、タイのムエタイ戦士クマンドーイ・ペットジャルーンウィットと対戦するが、「今は志朗君のことは全く考えず、大晦日を盛り上げたいです。MMAも素晴らしいですけど、キックボクシングも素晴らしいですし、キックボクシングというより、那須川天心というジャンルとして戦って、那須川天心という存在をもっとみんなに示したいです。それが終わって志朗戦になりますが、(志朗が)対策を立てても勝てるものじゃないと思うので、見せてないものを沢山見せてやろうと思います。圧倒できると思います」と余裕の表情を崩さず。志朗は「人生の中でチャンスは巡って来ないと思いますけど、2回目のチャンスを手にしたので、2月28日は那須川天心の全てを奪う覚悟です。来週から那須川天心対策で練習メニューを考えています。前回と同じ試合展開にならないと思います。毎日が楽しいですね。作戦を練れば勝てると思います。RISEは那須川天心のホームなので、圧倒的な勝ちをめざします」と神童伝説に終止符を打つつもりだ。 また、今シーズンオフに埼玉西武ライオンズを自由契約となった元プロ野球選手の相内誠投手が、RISEのリングでキックボクサーに転向することが明らかになった。“野球界のバッドボーイ”というキャッチフレーズで紹介され会見に登場した相内だが、伊藤代表は「好青年。65kgで考えている。身長も185センチあるのに体重がないのが魅力的。フィジカルも強いし、才能がある。ポテンシャルを考慮して、マッチングしたい」と相内をフォロー。相内は「いきなり格闘界に入ってナメんなよと言われるのは当然だと思います。面白い試合をして、面白いファイターと思ってもらえる選手になりたいです。今は所属は決めず、色んなトレーナーに技術を教わっています。体力が野球と全く違って、すぐ疲れるので、走り込みを中心にやっています。実績が無い選手が世間から強く当たられるのは当然だと思うので、まずは実績を残して、ライオンズではなくRISE(ライズ)で頑張っていきたいです」とコメント。RIZINの出場も視野に入れているようで、さいたまスーパーアリーナのリングに上がることにより、埼玉のファンに恩返ししたいところ。RISEが世間に向けて発信するために必要な逸材になる可能性を秘めているだけに、相内の活躍を期待したい。 なお、その他、原口健飛、寺山日葵、白鳥大珠、“ブラックパンサー”ベイノア、ヌンラーンレック・ジットムアンノン、ボルドバートル・アルタンドルグーン、イ・チャンヒョン(チャンヒョン・リー)、パジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジムらの横浜アリーナ大会参戦が発表されている。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月03日 06時30分
那須川天心の予想が的中!挑戦者決定トーナメントは志朗が優勝、来春再戦へ!
キックボクシング団体RISEは1日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技で、ビッグマッチ『DEAD OR ALIVE 2020』を開催した。会場は大阪での「那須川天心人気」もあって、「ソーシャルディスタンス仕様の定数ギリギリ」までセットを組み、前売りの段階でチケットは完売したという。 天心と裕樹のメインイベント、女子トーナメントとともに大会の軸となったのは、『DEAD OR ALIVE 2020 -55kg〜那須川天心挑戦者決定トーナメント』だ。1回戦(準決勝)では、優勝候補の鈴木真彦と江幡塁のドリームマッチと、志朗とシュートボクシングの植山征紀がそれぞれ対戦。鈴木と塁はハイレベルな好勝負を展開したが、押していた鈴木が判定勝ちを収める。また、志朗と植山は、植山が押していたように見えたが、志朗が冷静にポイントを稼ぎ、判定勝ちを収めた。この4人の中で天心と対戦したことがないのは、植山だけだっただけに、無念の敗北だろう。 決勝は鈴木と志朗が対戦。鈴木は1試合目の塁に勝ったことで20連勝中。2015年8月に天心に敗れてから、「打倒天心」一本でここまでやってきた。昨年9月、天心に敗れた志朗は判定負けだっただけに、自身の足りないところを徹底的に磨いてきたという。1R、鈴木が勢いで押していことした矢先、志朗の右ストレートが鈴木の顔面を捕らえた。崩れるように倒れた鈴木は、その後も志朗の攻撃を受けながら、手数を出していくも、この一発がかなり効いたのか下半身に力が入らず、倒れないのがやっと。最終ラウンドのゴングが鳴ると鈴木は泣き崩れ、退場時も号泣。天心戦まで「あと一歩」だっただけに、この負けは悔しい。 志朗は「那須川天心君に負けてから自分の時間は止まったまま。このメンバーの中で優勝したので、みなさん、自分が天心君と戦うことに異論はないと思う。天心君がボクシングに移籍する前に敗北の味を覚えさせるので、来年は楽しみにしていてください」とアピール。関係者によると「来年2月から3月までにはビッグマッチで実現させたい」という。 天心と志朗は同じトレーナーが見ており、練習が重なることがあるようで、お互いに遠目から見合っていることを明かしていた。天心は「ある程度は予想ついていますけど」とトーナメントの優勝者を予想していると話していたが、その選手はまさに志朗だった。「覚悟が違ったので、志朗君だと思ってました」。天心は「ハイレベルな戦いを見せたい」と力強く宣言。次戦は大晦日のRIZIN出陣が予想されるが、来春の大一番に向けて負けられない戦いが続く。◆RISE◆『DEAD OR ALIVE 2020』2020年11月1日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場 観衆 未発表(チケットは全席完売)▼DEAD OR ALIVE 2020 -55kg〜那須川天心挑戦者決定トーナメント決勝戦〜(3分3R / 延長2R)○志朗(判定 3-0)鈴木真彦●<山口道場>※30-27、30-27、30-27※志朗が来春のビッグマッチで天心と対戦(どら増田)
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スポーツ 2020年10月28日 17時30分
“親友”三浦春馬さんと一緒に闘った那須川天心との再戦へ江幡塁が挑戦者決定トーナメントに出場!
キックボクシング団体RISEは、11月1日にエディオンアリーナ大阪第1競技場でビッグマッチ『RISE DEAD OR ALIVE 2020 OSAKA』を開催するが、那須川天心と裕樹のメインイベント、女子のトーナメントとともに注目が集まっているのが、「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」だ。 同トーナメントに出場し、1回戦でRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)と対戦するWKBA世界スーパーバンタム級、初代KING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級チャンピオン江幡塁(伊原道場)のオンラインインタビューが行われた。 今年急死した俳優の三浦春馬さんと幼なじみとして知られている江幡兄弟だが、塁は昨年の大晦日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベントRIZINで、那須川天心と対戦した際、三浦さん、双子の兄の睦の3人で花道を歩き、三浦さんは試合中も声を出して塁を応援するも、塁は天心にKO負けを喫している。 「僕たち3人の思いは変わらない」 8月にRIZINで再起戦を行った塁は改めて、「それぞれの道で頂点に立つ」と誓い合った気持ちを持ち続けることを明らかにしているだけに、今回のトーナメントは再び天心戦に辿り着くためにも負けられない。 「調子も凄くよく仕上がってきて、ワンデートーナメントはやったことがあるのでその経験は生きて来るのかなと思っています。しかも僕はフルラウンド戦っているので、大体これくらいというのは分かっているのでやりやすいです」とコンディションは良く、昨年8月にKNOCK OUT東京・大田区総合体育館大会で、初代KING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級王座決定ワンデートーナメントを制したことが自信になっているのは間違いないだろう。 1回戦の鈴木はRISEのチャンピオンで、天心戦に最も近い男とされているが、「それが嬉しくて。1回戦は流してくらいの気持ちだったのが、鈴木選手は戦いたい相手だったので気持ちも強い選手ですし、1回戦から優勝候補で僕もワクワクしています。1回戦から集中してできる」と待ち切れれない様子。このカードが1回戦で組まれた際、ファンからのリアクションは凄まじいものがあっただけに、既にチケットが完売しているエディオンアリーナ大阪が一気に熱くなるのは確実だ。 RISEルールにも「適応出来る」と問題がないことを強調。決勝はかつて同じ新日本キックに所属していた志朗と3度目の対戦を望んでいるとのこと。「8年前に戦っていて、彼もずっと戦いたいと言ってくれていて戦えなかった選手なので、この大きい舞台で8年ぶりに再会して戦う、志朗選手もずっと新日本キックでやっていた選手なので、最後に2人で戦えたら最高です」と明るく語った塁。再び天心戦の切符を手に入れられるか注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月26日 11時30分
RISE那須川天心「自分の試合をすればいい」11.1裕樹のラストマッチで対戦
11月1日に大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場で開催されるキックボクシング団体RISEのビッグマッチ『RISE DEAD OR ALIVE 2020 in OSAKA』のメインイベントで、RISE三階級制覇の“Mr.RISE”裕樹(ANCHOR GYM)と対戦するRISE世界フェザー級王者の“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)が、24日千葉県松戸市にあるTEPPEN GYMにて公開練習を行った。 練習ではシャドーのみを公開した天心。ミット打ちは行わなかったが、「いま練習が終わったばかりなので、ちょっと疲労が溜まっているのでこんな感じで。今回はハイペースな試合なので、いつもより疲れが溜まりやすいかなって言うのはあります」と、ミット打ちを回避した理由を説明。9月27日にRIZIN埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で、皇治を相手に怒涛の攻撃をしたばかりで、まだ疲れが残っているようだ。 天心が掲げている「冷静かつ上昇」とのテーマの意味を聞かれると、「急に浮かんできました。冷静にいきたいと思って。なおかつ自分が上がるって感覚ですね」と理由を語った。また、今回対戦する裕樹とはエキシビションマッチをやったり、裕樹のジムでセミナーを行うなど、関係性が深い仲だが、「関係ないです。相手として見ています。もちろんMr.RISEと呼ばれてRISEを引っ張ってきた人物なので尊敬はしています」と語り、しっかりと引導を渡す覚悟で試合に臨む。 裕樹が「根性」で対抗すると言っていることに関しては「いろいろなタイプの選手がいるので、僕はそういう感じではないですね。裕樹選手に対してどういうことをしようかなと考えて練習しています」とした上で、裕樹が掲げている「男と男の勝負」というテーマには「そういう勝負には絶対になると思いますよ。裕樹選手は昔からアツイ選手なので、その気持ちにはしっかり応えたいと思いますし、応えつつしっかり倒さないといけないと考えています」と、気持ちには応えると明かした。 同大会で行われる「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント」については、「そこに関しては自分の試合がメインなので、あまり意識できないですが、楽しみな部分はあります。面白いですよね。誰になるんだろうな。ある程度は予想ついていますけど。」と、天心の中では誰が優勝するのか予想が出来ている様子。 「しっかりといい追い込みができていますし、準備をしっかりとみんなで強くなることだけを考えて練習してきたので、その結果が出ると思います。裕樹さんの引退試合だからというのは関係なく、自分の試合をすればいいのかなって。そういう風潮になってきて、そのままの感じで行けばいいのかなって思っています」 天心は裕樹の引退試合を普段の試合と位置づけることで、裕樹をトップファイターとして、しっかり倒して送り出すようだ。(どら増田)
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那須川天心が武尊に「会心の左」でキック42連勝、有終の美!東京ドーム5万6399人“夢の対決”に酔う
2022年06月20日 10時50分
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2021年09月08日 10時50分
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「必ず革命を起こします」那須川天心がキックボクシング引退、ボクシング転向を正式発表! キック最終戦は2022年3月『RISE』に決定
2021年04月12日 16時35分
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那須川天心キック卒業は「来年2月から4月」RISE伊藤代表が明言!
2021年03月02日 11時30分
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2021年03月01日 11時30分
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RISE那須川天心対志朗は2.28横浜アリーナで実現!元・西武、相内誠もデビューへ
2020年12月28日 22時30分
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スポーツ
那須川天心の予想が的中!挑戦者決定トーナメントは志朗が優勝、来春再戦へ!
2020年11月03日 06時30分
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スポーツ
“親友”三浦春馬さんと一緒に闘った那須川天心との再戦へ江幡塁が挑戦者決定トーナメントに出場!
2020年10月28日 17時30分
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スポーツ
RISE那須川天心「自分の試合をすればいい」11.1裕樹のラストマッチで対戦
2020年10月26日 11時30分
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スポーツ
那須川天心の仕上がりに“盟友”白鳥大珠も太鼓判「俺自身もついていけないぐらい成長している」
2020年07月07日 06時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分