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那須川天心の仕上がりに“盟友”白鳥大珠も太鼓判「俺自身もついていけないぐらい成長している」

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那須川天心、白鳥大珠

 7月12日に行われるRISE初の無観客試合によるテレビマッチ『Cygames presents RISE on ABEMA』にて、一般公募の中から選ばれたシュートボクシングの新鋭、19歳の笠原友希(シーザージム)と対戦する那須川天心(TARGET / Cygames)が、4日、白鳥大珠、寺山日葵(ともにTEAM TEPPEN)と練習後、オンライン会見を開いた。

 先週の会見では、少し疲れがあると話していた天心だが、「仕上がってる。疲労は溜まってますが、試合前かなっていう感覚を久々に味わえています。12日に関しては問題です。格闘技の新しい形、お客さん入りはしないけど、見てくれる人は増えると思う。生で観戦が一番ですが、ライブが出来ないので、その中で、皆さんにしっかり熱を伝えることが出来るのか出来ないのか、わからないけど、僕は自信があるので、画面越しでも大きな声で叫んでくれればと思います」と好調をアピール。
試合へのイメージは「全然かわらない」そうで、「今までも何も変わることはない。自分の調子を上げるだけ。ルーティンとかもそう。コロナに関してはかからないなんてことはない。減量してるので免疫は下がるので最善の注意を払って、技術の調整をしていこうかと思います。相手に今の映像を見られたとしても隠すことは何もない。いつも通り、試合前だからといって、撮らないとかないんで、対面しないとわからない、ある程度の対策は必要ですが、正面に立ってみないとわからないことがある」と語った。

 また、体重については「調整の仕方は一切変えてない」とのこと。「今回58kgなので水抜きもしていない。水抜きして55 kgまで落とすことは出来るが、その作業がなくなったというわけ。大晦日は3kg、2kg落とすことはしましたけど、58の時は一切落とすことはせず、やれています。今回のテーマは『ただいま』『帰って来たよ』という感覚じゃないですか?久々の試合でしかも無観客だから、ストーリーという形になるかどうかわわからない。デビュー戦と同じ感じ。僕はずっと挑戦し続けてる。新しいものだらけと思っている。実際、試合をしてみてわかることはある。いつも通りにやり、いつも以上に盛り上げる、そこに注目して見ていただけたら」と当日の見どころに関して話すと、自粛期間中は「変わったことは特にない。僕の中では変わらずにやってた。周りだけ変わっていく。コロナだから、という言い訳はしたくない。コロナだけど、こういう期間だからこそチャンスだと思う。どんだけプッシュ出来るかがテーマ。具体的にはないけど、なんかやってやろうと思っていた。いろんなこと考える時間にはなった。こんな時期だから格闘技から遠ざかる…というのやだ。格闘技というものが薄くなっても那須川天心という存在は薄れたくないと思って。やれることをやった」と存在感を無くさないことを心掛けていたという。

 新技や秘策に関して質問が飛ぶと、「新技か~ないですね~」と今回は今年最初の那須川天心の闘いをしっかりと見せたい様子。

 天心の練習相手を務めている“盟友”の白鳥は「笠原選手のことは僕は知らず、『そのままやってくれ』と言われて、そのままやっただけです。俺自身もついていけないぐらい、最近の天心は成長していますね」と天心の仕上がり具合に太鼓判を押していた。当日は、白鳥も“難敵”小川翔(OISHI GYM)との対戦を控えているが、「対戦するとは思わなかった選手」とした上で、「KOします!」とKO予告。当日はヴァンパイアプリンス・白鳥の試合にも注目したい。

(どら増田)

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