伊藤代表は新型コロナウイルス感染拡大による影響で延期となっている『RISEワールドシリーズ2020』について、「6月14日のRISE ワールドシリーズ、横浜・ぴあアリーナMM大会は開催の方向で進んでいます。もし開催できない場合はスライドします。ワールドシリーズの決勝大会は12月か、来年になるかもしれません。順調にいけば6月、9月、12月にワールドシリーズを開催します。4月の大阪大会が中止になりましたので、秋に大阪で追加の大会する予定です」と語り、9月の大阪大会を目指す方針を明らかにしている。
また、6.14ぴあアリーナMM大会で、Mr.RISEこと裕樹の引退試合を開催することが決定。対戦相手はワールドシリーズでは、ワンマッチで出場することが発表されている那須川天心となった。2人は階級が違うが、今回は59.5kg契約で合意したという。裕樹は減量、天心は増量してスペシャルマッチに臨む。なお、中止となった4.12大阪・エディオンアリーナ大会でラインナップされていたワールドシリーズ-63kgトーナメント1回戦と、天心への挑戦権が懸かっているアジアトーナメント1回戦のカードはそのままスライドされるとのこと。
さらに、RISEの月1回の新番組『RISE ~立技格闘技 新時代~ Episode 1』が、関東ローカルながらTBSの地上波で4月25日の深夜25時28分から1時間枠で放送されることも発表された。TBSで格闘技の番組が放送されるのは10年ぶり。4.12大阪大会が初回放送になる予定だったが、中止になったため、那須川天心ベストバウト3試合を放送予定だという。現在、RISEではAbemaTVで生中継されているが、ここに地上波が加わることにより、天心の国内での試合は全て地上波で見られることになりそうだ。
(どら増田)