同大会では、昨年好評だったRISEワールドシリーズの階級を変えたトーナメント(白鳥大珠は2階級制覇を目指し連続参戦)と、那須川天心への挑戦権も懸けられたアジアトーナメントのそれぞれ1回戦と、天心の今年初戦となるスーパーマッチなどが組まれていた。昨年の大阪大会は5,850人(超満員札止め)の動員を記録しており、今大会も開催すればたくさんの格闘技ファンが集まったのは間違いなかっただろう。
しかし、現在の大阪府は再び不要不急の外出や、大規模イベントの自粛ムードが広がっている。22日に決行したK-1埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会に対する国民の反応も、少なからずとも影響した感は否めない。
今回の決定に、天心は「苦渋の選択です。プラスに 捉えるしか 無い これ以上 広がらない為にも!みんな 一つになって 力を 合わせましょう!」「1人じゃ 何も できないかも しれない けど 1つになれば なんでも できる」と前向きな発信を行うと、白鳥も「楽しみにしてくれてた皆さんには申し訳ないですが賢明な判断だと思います。これ以上広がらないためにも。次もどうなるかはわからないけど来たる日のために準備しときます!」と前を向いた。
RISEでは「6.14神奈川・ぴあアリーナMM大会を開幕戦とし、後の2大会は会場を調整したい」としている。
天心の2020年の闘い始めを楽しみに待ちたい。
(どら増田)