小林は「計画を立てて進んできたので今は順調にやってます」と順調をアピール。
「寺山選手は自分自身を知ってる選手ですごく強いと思うので、自分の強いところと弱いところを知ってる選手っていうのは強いと私は思ってるんで。やっぱり自分の弱さを認めつつ強さを伸ばしていくっていう練習をしてます」と言う。
今回は現役王者対決、頂上対決と言われているが、「私も国内最強を決める戦いだと思ってます」と小林自身も自負しているようだ。
寺山に対しては「やっぱりリーチがあって、手足も長いし間合いも上手なので。ただ、私も間合いに関してはここ数か月すごく意識して戦っていて、短い距離と言うか長い距離での戦いに最初はなると思います。寺山選手と言うよりか自分の中で遠いところからいかに蹴っていくかって言うのは今回の試合だけじゃなくて、牧トレーナーにムエタイルールの時から教わってるので、今回改めてってことじゃなくて地道にやってきてるかなと思います。寺山選手は間合いだったり距離が上手な分、その距離で打てるとか自分自身の手足の長さと動きを自分で理解できる選手だなと思うので、そういうところが強いと思います。私は女子キックボクサーで私より強く蹴れる選手はいないなと思いますね。自信あります。ただ力んじゃうとスカされちゃうと思うんで、そこは考えながら蹴っていきたいんですけど、気持ちは蹴り飛ばしたいです」と笑みを浮かべた小林。
寺山戦については「ファイトスタイルも真逆って言っていいほどだと思うんですけど、私は見てる人に気持ちが伝わる試合がしたいなと思ってるので、最後は諦めない人が勝つっていう、だからこそ思いっきり最後まで勝つんだ!って気で勝利を奪いたいと思います。寺山選手がノッてくれるんだったらこっちの勢いだと思うんで、とにかく諦めないで攻めて攻めて攻めまくる気持ちでいきたいと思います。何回か戦うチャンスはあったんですけど、色んなことがあって、今はお互いベルトを持って戦うっていう。今が戦い時だったんだなってすごく思ってます。このチャンスを掴みたいと思います」と語っている。
後楽園のメインを務めることに関しては「一番は気持ちの伝わるファイトをして、熱い気持ちで帰ってもらえたらと思ってるので、見てる方が熱い気持ちになって明日も頑張ろうってなるような大会にしたいです」と気持ちに火がついているようだ。
(どら増田)