第6話は、自身の愚かさに気づいた元春(大倉忠義)は、現在の妻、沙也佳(瀧本美織)との円満な結婚生活をめざし、朝から掃除をして朝食を用意する。新婚時代みたいだと喜ぶ沙也佳は、今夜は話があるから早く帰って来て欲しいと頼むが――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第6話では、元春が沙也佳から言われた「早く帰ってきて」の約束をたびたび反故。そんなある日、監査の帰りに道で途方にくれる澪(広瀬アリス)に出くわし、いなくなった久恵(片平なぎさ)を一緒に探すことに。結果、またも沙也佳との約束を裏切るという展開になった。
「元春は遅くなった理由を『上司に連れ回された飲み会』と説明したものの、結果、ナビの履歴などから嘘がバレ、沙也佳は激昂。家を飛び出し、偶然遭遇した上原邦光(小関裕太)と飲みに行き、勢いでネット掲示板に澪の誹謗中傷を書き込んでいました。この行動に、一部視聴者からは『地雷臭がすごい』『これやったらだめでしょ』という困惑の声が集まっていましたが、実はそれ以上に、沙也佳に同情の声が集まっているようです」(ドラマライター)
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当初、沙也佳は元春の嘘を信じ、「ひどい上司。部下に強要するなんて」「大変ね、上司のお世話も」と同情。嘘がバレた後は激怒こそしていたものの、「彼女がいけないのよ。お母さんがいなくなったからって連れ回す? おかしいでしょ!」と指摘。視聴者からは「ド正論」「ぐうの音も出ないな」という声が集まっていました。
「怒りながらも、沙也佳が文句を言っている相手は常に元春以外の人物。あくまで夫を信じている沙也佳のいじらしさに胸を打たれた視聴者も多かったようです。また、誹謗中傷を書き込んだのもあくまで原因は元春。視聴者からは『元春はあんなにいい女性だった沙也佳すらモンスターにするのか』『むしろ元春が地雷女製造機』という声が寄せられました」(同)
いずれにせよ、元春には批判が集まるという展開。果たして、今後夫婦の関係性はどうなるのだろうか――。