第4話は、妹のなぎさ(川栄李奈)から母が作ったいなり寿司を受け取った元春(大倉忠義)は、かつて澪(広瀬アリス)もそのいなり寿司が好きだったことを思い出し、1人残業している彼女に届けに行く。すると、元春より先に来ていた津山千晴(松下洸平)が澪に告白をしていた。立ち聞きしていた元春の気持ちはなぜか揺らいでしまい――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第4話で自己最高視聴率を記録した本作だが、主人公・元春にはその人間性について批判の声が高まっているという。
「とにかく妻の澪と離れたいという想いからタイムスリップをして人生をやり直した元春ですが、澪の本来の人間性に触れるうちに澪のことが気になり始める始末。第4話では、津山が澪に告白するシーンを目撃して分かりやすく動揺したり、津山と澪が受けている研修先を突撃するなどの行動が目立っていました。自身が手放した澪になぜかちょっかいを出し続けるという元春のこの行動に、視聴者からは、『自分勝手すぎる』『世界線変えて2人の子どももいなくなっちゃったんだからせめて澪の幸せを願って』といった声が相次いで聞かれました」(ドラマライター)
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しかし一方では、現在の妻である沙也佳(瀧本美織)への態度もまた批判の対象になっている。
「現妻の沙也佳の実家の資産のおかげで、何不自由ない生活を送っている元春ですが、やはり澪と暮らしていた頃の無神経さはここでも目立ち、視聴者から呆れ声を集めています。特に問題視されているのは、非常勤講師としてチェロを教えていることについて、両親から『趣味』と断じられて傷ついている沙也佳の様子にまったく気づかず、元春がゲームに夢中になっているシーン。沙也佳が八つ当たりすると、ダメ押しで『沙也佳らしくないよ』とまで言い放ち、視聴者からは『なんでこんなに地雷ワードばかり言うの?』『様子が変だと思っても話を聞かないところ、全然変わってない』という厳しい声が聞かれました」(同)
しかし、回を重ねるにつれ、少しずつ自身のダメっぷりを少しずつ自覚してきた元春。ここから挽回できるだろうか――。