※以下、ネタバレ含む。
第2話は、剣崎元春(大倉忠義)は謎の男、小池良治(生瀬勝久)からもらった平成22年の500円硬貨で、二度目のタイムワープを試みる。結果、元春は沙也佳(瀧本美織)から告白され、再び光に包まれた後、目覚めたのは沙也佳が妻になっている2020年。喜ぶ元春の前に、同僚として突然澪(広瀬アリス)が現れ――というストーリーが描かれた。
第1話では、広瀬アリス演じる妻・澪のヒステリックさに大きな反響が集まったが――。
「第1話で澪は、何かと元春に怒り続け、優しい言葉をかけることは皆無。最終的には、元春がお小遣いでゲーム機を買ったことに対し激怒して本体を水没させ、『ゲームやる暇があったら家のことをやれ!』と怒鳴っていました。この様子にうんざりした視聴者も多かった一方、第2話では元春と結婚しなかったことで性格が一変。窓口業務では客に丁寧に接し、クレーマーにも冷静に対応する様子が見られました。第1話と比べても周囲に対してもフレンドリーで、恐らくアルツハイマーを患っている母にも優しく接しており、視聴者からは『元春と結婚してない澪、めっちゃ幸せそう』『こっちの澪の方が全然いいじゃん!』『このまま元春と関わらないで、おだやかな人でいてほしい』という声が集まっていました」(芸能ライター)
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また、澪に好意的な声が集まった背景には、女性視聴者からの元春への不満もあるという。
「実は、澪が怒り続けていた背景には、元春が行く予定だった子どものお迎えを仕事で忘れて連絡もしない、子どもの夜泣き対応をしない、頻繁に友人の飲食店に寄る一方、子どもの寝かしつけをしている妻に『飯食ってないんだけど』と催促。さらに、妻の実家事情に全く気を配ろうとしないところなど、無神経なところも多々ありました。その様子が女性視聴者から批判を買った結果、1話時点で澪に同情や共感の声が集まっていたようです」(同)
元々、同情の声が大きかったために、ヒステリックさがなくなったことで多くの女性視聴者からの支持を得ることになった澪。元春に関わらなければ、この聡明な人格のままなのだろうか――。