第1話は、シングルマザーとして娘を育てつつ連載を抱える小説家・水無瀬碧(菅野美穂)は、かつて“恋愛小説の女王”として一世を風靡した。しかし、目下の心配事は大学生の娘・空(浜辺美波)に浮いた話がまるでないこと。空は、筋金入りの二次元オタクとして三次元の恋とは無縁の生活を送っていて――というストーリーが描かれた。
しかし、初回放送後、視聴者からはストーリーに対するツッコミの声が多く集まった。
「最も問題視されたのは、菅野美穂演じる碧が雑誌のインタビュアーに娘の将来を嘆くシーン。『娘さんに彼氏ができたら寂しいんじゃないですか?』と質問された碧が、『それよりあの子がこのままこの家に居続けて子供部屋おばさんになることの方が怖いですよ!』『あの子がこのまま30になっても40になっても50になってもこの家にいたらどうします? 彼氏も作らず結婚もせず、まるでホラー』と話していました。しかし、娘の空はまだ大学生。視聴者からは『彼氏いないってだけでそんな心配する?』『彼氏いなくても大学卒業して働ければ充分じゃん』『人にはそれぞれ事情があるし、子ども部屋おばさんなんてネットスラング、リアルで使う人いない』といった呆れ声が集まっています」(ドラマライター)
>>新ドラマ番宣の浜辺美波に批判?「オタクのこと見下して失礼すぎる」の声に揚げ足取りと指摘も<<
また、ほかにもツッコミどころが多くあったという。
「第1話の中では、空が自身について『私はこのウェイ系の大学ではトップオブザトップの陰キャ』と呟いたり、コミケに行ってBLの同人誌を大量に購入したり、コスプレを楽しんでいた様子が明らかになりました。しかし、一方では初対面の人に対し、『ビッグサイトでエロい漫画を買って来ました!』と宣言したり、ゼミの飲み会で微笑みかけてきたイケメンに突然枝豆を投げつけるシーンもありました。これに視聴者からは『陰キャがエロい漫画とか口にするか…?』『突然イケメンに枝豆投げる意味が分からない』といった困惑の声が。“子ども部屋おばさん”“ウェイ系”“陰キャ”“陽キャ”などのネットスラングが多く使われてるものの、実際の描写と離れているため、違和感を覚えた視聴者が多かったようです」(同)
果たして、本作のノリに視聴者は付いて来られるのだろうか――。