同ドラマは、フジテレビ系「ロングバケーション」などで知られる人気脚本家・北川悦吏子氏のオリジナル作品。
菅野演じるアラフォーの売れっ子恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧は、20歳で“オタク”の一人娘がマンガやコスプレに夢中で、彼氏ができないことが気がかり。
一方の娘は、自由奔放な母親が心配に。そんな母娘が、「恋をしよう!」と決意して新たな恋に乗り出すというストーリーだ。
>>オタクの娘に“彼氏が出来ない”のがテーマ? 1月菅野美穂主演ドラマが早くも炎上、時代錯誤な設定に批判<<
菅野の連ドラ主演は、2016年10月期のTBS系「砂の塔 知りすぎた隣人」以来、約4年ぶり。18年12月に夫の俳優・堺雅人との第2子となる長女を出産後、初となる。
一部スポーツ紙によると、娘役を演じるのは女優の浜辺美波。時間さえあれば漫画やアニメに没頭する筋金入りの“漫画オタク”という設定だという。
「菅野の夫の堺は、先月まで放送されていたTBS系の主演ドラマ『半沢直樹』の続編が前作に続いて高視聴率を獲得。放送中、女性誌などで菅野の“内助の功”が報じられていたので好感度は爆上げとなったはず」(テレビ局関係者)
菅野のここ数年の主演ドラマの全話平均視聴率は「砂の塔」が10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、「結婚しない」(12年、フジテレビ系)が11.8%。夫の活躍で“追い風”が吹いているだけに、もう少し視聴率を上積みしたいところだろう。
「日テレが浜辺推しなのでブッキングしたようだが、正直、数字はない。そこで、夫のドラマの視聴者を取り込みたいところ。堺は支えてくれた菅野に“恩返しの倍返し”をしたいはずなので、ゲスト出演する可能性もありそうだ」(芸能記者)
制作サイドの戦略が注目される。