「市民に不要不急の外出を通達している石垣市の中山義隆市長が、宮古島市の市長選の応援で訪れた際、支援者と一緒に2日間で5軒以上、接待を伴う飲食店で会食していたことが明らかになりました。具体的にどういった店だったのとかという記者からの質問に対し、市長は『スナックとかバーみたいな』と答え、『キャバクラという括りではないと思います』と回答。続けて、『僕の基本的なキャバクラの認識だと、女の子がミニスカートで隣に座って、もも(太もも)を触ったり、肩抱いたりするようなお店』と見解。この “キャバクラ”の定義解説に、記者も思わず笑っていました」
県独自の緊急事態宣言が出されている沖縄県。飲食店に対しても午後10時までの時短要請が出ていた。そこで記者からの「何時ごろ帰った?」という質問に、市長は「はっきりとは覚えていないが、日付はまたいでいなかったと思う」と語っていた。
これについて、意見を求められた玉川氏は「国民がコロナでこれだけ苦しんでいる中で、国民の税金で生活している政治家が…石垣市長、中山石垣市長ですか? 半笑いでキャバクラの定義なんかを色々と喋ってらっしゃいましたが、キャバクラかどうかじゃないわけですよ、問題は。そこじゃないんですよ」と憤慨。
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さらに、「自ら『島外の人との会食は控えてくれ』と言って、それで10時以降の外出は控えてくれって言っている立場で、一方で『日付は変わっていません』じゃないでしょ」と批判。
その上で、銀座のクラブに行ったことが発覚し、離党した自民党の3議員を挙げて、「銀座トリオの自民党の皆さんがいらっしゃいましたよね。これは、ちょっとそれよりひどいんじゃないですかね」と語った。
そして、最後に「この市長をこのままにしておくかどうかは、石垣市の有権者にかかってますよ」と市民の良識にゆだねた。ここまで聞いた司会の羽鳥慎一アナウンサーは心が刺さったのか、深いため息をつきながら、「そうですね…」とうなずき、「みんなが本当に大変な中で我慢をして、それぞれ頑張っているということです」と締めくくり、別の話題に移っていた。
SNS上では「暗に石垣市民に選挙で落選させろと誘導? これ 許される?世論誘導じゃないの?」「一社員でありながら自身の意見を正解のように公の電波に乗せるのはどうなんだろ」といった声も寄せられている。