この日、ゲストの池袋大谷クリニック大谷義夫院長が、自身の病院に来院した酸素飽和濃度の低い患者の受け入れ先を探したものの、30以上の病院で断られた体験を報告した。大谷院長は、病床が逼迫していることに驚いたと話した。
これに対し、コメントを求められた玉川氏は「例えば重症者に対する治療ということを考えても、いろんな病院に少しずつバラバラにあるということよりも、集めた方が合理性が上がるわけですね。」と話し始めた。「どこかにプレハブで良いので、そのような場所を作ったらいいんじゃないか」「築地市場の跡地はオリンピック用の駐車場になっている。整地済みだから、この上にすぐプレハブの住宅を建てられるだろう。23haあるから、1,000人規模の病床を作るということは可能だろう。医療機材を集めて、人員も病院から出してもらえば、一気に効率が上がるのではないかと思う」と持論を展開した。
意見を求められたゲストの東京歯科大学の寺嶋毅教授は「箱を作って機械を入れても、その日から十分な医療が始められるわけではない」と難色を示した。
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しかし、玉川氏は続けて、「大阪でも人が集まらないと言っていたが、政治決断をしたら(大阪コロナ重症センターを)開設することができた。医師会も交代でお医者さんを出すような協力をしてくれるだろう」「都は検討すらしていない」と語気を強めた。
ネットではこの話題に対し、「オリンピック村があるじゃないか」「やっぱりマンパワーが難しいのでは」など否定的な声がある一方で、「医師はできない言い訳ばかり」「玉川さん担当大臣になって」「このアイディアいいんじゃない!」と玉川案を支持する意見も多数見られた。
度々コメントが物議となる玉川氏だが、今回の発言は賛同する声も多かったようだ。