福岡大大濠高校のドラフト1位ルーキー、山下舜平大投手は「後輩何人かには“頑張れよ!”と連絡していましたし、いい結果も出ていたので、出場が決まってくれてよかったです。選手達には優勝をめざして、一戦一戦頑張って欲しいですし、緊張せずに楽しんでプレーして欲しいですね。テレビなどで見れたら、しっかりと応援したいと思います。後輩達にいい刺激をもらったので、僕も負けないように、プロ野球の世界で活躍できるように頑張ります!」と1日から春季キャンプに入っているが、まだ在学中とあって、後輩の出場決定を喜んだ。
阪神から移籍した鳥取城北高校出身の能見篤史投手兼任コーチは「センバツ出場が決まり、おめでとうございます。このコロナ禍で甲子園でプレーができるということは本当に喜ばしいことだと思いますし、甲子園という場所で思い切りプレーをしてもらいたいですね。昨年も選抜されていましたが、このような状況になってしまいました。先輩の想いや、いろんなたくさんの想いを背負って頑張ってほしいと思います」とコメント。
今年は大きな飛躍が期待される天理高校出身の太田椋内野手は「母校の出場が決まって素直にうれしいですし、昨年出来ていない分も全力で頑張って欲しいと思います。監督にはこれからお祝いの連絡をしようと思います。球児達には、今までやってきた事をしっかりとセンバツの舞台で出せるようにプレーして欲しいです。僕もしっかりと応援したいと思います!」と昨年の悔しさをぶつけて欲しいと語っている。
敦賀気比高校出身の主砲、吉田正尚外野手は「コロナ禍で調整が難しい中でも素晴らしい成績を残したということは、本当にすごいことです。OBの1人として、とても誇りに思います。感染症対策は予断を許さない厳しい状況が続いていますが、しっかりと対策をして、甲子園では元気な姿を全国のみなさんに見せてほしいと思います。本当におめでとうございます」と後輩たちが甲子園で躍動することを期待した。
毎年、甲子園のシーズンは試合前の練習中でもロッカールームや選手サロンのテレビで流されてることもあり、練習の合間にチェックする選手はオリックスに限らず多い。昨年は高校球児にとって悔しい思いをしただけに、特に甲子園を経験しているプロの選手にとって、「やらせてあげたい」気持ちが強いのは間違いないだろう。
(どら増田)