この日の番組では新型コロナウイルスについて取り上げ、現在自宅療養中に亡くなる人が急増していることを紹介。その中で、相模原市の90代男性が自宅療養中に死亡し、パルスオキシメータが貸し出されていたにもかかわらず、使い方が分からず未使用だったことが報じられた。
パルスオキシメータは皮膚を通して動脈血酸素飽和度と脈拍数を測定するための装置で、酸素飽和度が90%以下の場合、早急な対応が必要と言われている。新型コロナウイルスに感染し、一時危篤状態だったお笑いコンビ・東京ダイナマイトのハチミツ二郎は、過去に急性心不全と急性肺炎を患った経験からパルスオキシメータを所持しており、自宅で測定したところ、88%にまで下がってしまったことを明かしていた。
坂上はハチミツに関する報道を振り返り、「僕も、ハチミツさんのニュースを『バイキング』で扱わせていただいて、これ手に入れておいた方がいいなと思って」と購入を決めたことを告白。しかし、マネージャーに頼んだところ、「結構待つみたい」と手に入れるまでに時間がかかることを明かした。
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また、高橋もパルスオキシメータについて「持ってない」と明かしつつ、「私もより多く安心材料が欲しくて、探したんですよ。でもやっぱり買うことができなくて」と手に入れることができなかったことを告白。しかし、「周りの知人にも聞いたら、持ってる人いました」と言い、坂上は「(持ってる人)結構いるよね」と感心していた。
しかし、現在パルスオキシメータの品不足は問題視されており、メーカー各社は一般家庭での購入を控えるよう周知している。コニカミノルタは公式サイト上で、「急性呼吸不全を起こすリスクの高い家族がいらっしゃらない一般家庭で、パルスオキシメータを感染予防目的のために購入されることはお避け下さい」「本当に必要な方への供給を優先いただきますよう、お願い申し上げます」と呼びかけている。
メーカーの呼びかけはメディアでも報じられているだけに、坂上と高橋の発言に視聴者からは「こういう言い方すると自分もほしいって人が出てくる」「リスクのない人の購入は控えるよう言われてるのに世間を煽ってる」「転売や粗悪品の出回りも問題視されてるのに…」といった苦言が集まっていた。
メーカーの呼びかけを報じず、「ほしい」と発言したふたりに、モラルを問う声が寄せられてしまった。
記事内の引用について
コニカミノルタ公式サイトより https://www.konicaminolta.jp/healthcare/index.html