「派閥の会合でコロナに対する注意を呼びかけた後、他の議員らと会食し、感染した元幹事長。発熱や咳などの異常はなかったものの、不整脈の既往症があるため入院したそうです。一方、既往歴がある一般人が感染したものの、即日入院が果たせず、自宅で亡くなるといったケースも少なくありません。そんな元幹事長の入院は“上級国民だからでは”という疑念が巻き起こっているのです」(芸能ライター)
いつもなら舌鋒鋭い良純だったが、この日はツッコまれることへの理論武装なのか、ハッキリしないトークを展開。「僕は、コロナとの闘いって補償とか、色んな部分もあるけど、それと同時に、守っているだけではなくて病気の現状を把握して、そして医療体制、受入体制が拡充されていけばその中で不安ですとか、格差・意識不公平感みたいなものも払しょくしている中で、病気と闘っていく部分というものをもう少し考えてもいいんじゃないかなという気がする」と要領を得ないコメントをした。
たまりかねた司会の羽鳥慎一が引き取り、「これやっぱり良純さん、議員だから、自民党の重鎮だから入院できているんじゃないかという声もあるんですが?」と問いただすも、「既往症、心臓の病気がどのレベルか、兄弟といっても知りません」と兄の既往症の話に論点をすり替えてしまう。
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さらに、「この病気と闘っていく中で、無症状だったらどうなる、発熱したらどうなるっていうことをもっとカテゴライズするべき」と医療体制の問題に広げて話していた。そんな良純の話に、SNSは「市民の顔してるがやはりあちら側でしたな」「良純さん何言ってるか全然分かんなかった」「良純、何言ってんだ。 論点が違うんだよ!」と政治家ばりの歯切れの悪さに批判の声が。
一方、良純への攻撃を期待されていた同局社員・玉川徹氏のリアクションはというと……。
「同氏は、この問題について『不公平感はあると思う』と切り出し、『多くの人が入院できないという中、なぜすぐに入院できたんですか?ということに関してはやっぱり石原伸晃さん、多分これ、テレビをご覧になっているんじゃないかと』と、カメラに向かって呼び掛けていました。だが、追及はそこまで。良純に直接疑問をぶつけることなく、やはり医療体制の是正を訴えていました」(同)
これについても「忖度してる」「擁護してる」といった声が散見されている。なんとも消化不良な回ではあった。