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ロッテ井口監督&今岡ヘッドが“殿堂入り”川島野球の継承を明言!

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井口智仁監督

 野球殿堂博物館は14日、今年の野球殿堂入りを発表し、アマチュア野球の関係者などを対象にした特別表彰に、アトランタ五輪日本代表監督で社会人野球のヤマハ元監督の川島勝司氏が選出された。川島氏は1996年のアトランタ五輪で日本代表を銀メダルに導いた。また、ヤマハ(旧日本楽器)では、監督として都市対抗野球で1972年、1987年、1990年と3度の優勝に導いている。

 千葉ロッテは川島氏の野球殿堂入りについて、アトランタ五輪に出場した井口資仁監督と、今岡誠ヘッドコーチがお祝いのコメントを発表した。

 井口監督は「野球殿堂入り、おめでとうございます。川島さんは凄く温厚で優しい方という印象が残っています。アトランタ五輪では私がショートで今岡一軍ヘッドと二遊間を組ませていただくなど、とても思い出深い大会です。メジャーに憧れを抱き、世界に行きたいと思うキッカケとなった大会でもあります。私も今岡ヘッドもマリーンズの指導者という立場に変わり、あの時の経験を活かしながら2021年はリーグ優勝が出来るチームを作り、野球界を盛り上げていきたいと思っています。この度は本当におめでとうございます」と川島野球を指導者として継承していく意向を明らかにしている。

 今岡ヘッドコーチは「野球殿堂入り、おめでとうございます。川島さんにはアトランタ五輪でとにかく我慢をして起用していただいたという思い出があります。結果がなかなか出ず、本来であれば自分以外の選手を選抜するという選択肢が当然あったはずですが、私を信頼し日本代表に選んでいただきました。予選でも最初はなかなか期待に応えられませんでしたが、それでも試合に出してもらい当時、自分の中では監督の期待に何とか応えたいという一心でした。大会途中から、なんとか結果を出すことが出来て、ようやく監督の期待に応えることが出来たと喜んだことを今も鮮明に覚えています。アマチュア時代にあのような貴重な経験をさせていただけたのは川島さんのおかげです。今、私も指導者の立場となり、当時の経験を活かしながら日々を過ごさせていただいています。本当におめでとうございます」と語り、今岡ヘッドにとっても大きな影響を与えた存在だったことが窺える。

 また、ロッテでは同日、沖縄・石垣島で2月1日から開催する春季キャンプを無観客で行うことも発表。取材する報道陣にもPCR検査を要請した。昨年は新型コロナ感染の影響でチームの勢いが止まってしまっただけに、万全の対策を練ってシーズンに突入したい。

(どら増田)

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