同番組は昨年10月と11月にわたって単発でこれまで3回放送されたが、レギュラー化。各スポーツ紙によると、番組では、山本圭壱が週末コーディネーターとして、多忙を極める加藤浩次とゲストを自由気ままな週末極楽旅へと案内。初回放送の舞台は河口湖で、2人の盟友であるよゐこの2人が登場する。
放送前、加藤と山本はオンラインで会見。加藤は「山本さんがスタッフと一緒にロケハンに行って、ここで食べようとかここで何か遊ぼうとか、すべて決めているんで。山本さんありきなんですよ」とアピール。
今後について、山本は「コロナ禍で行けない、1泊2日で台湾、韓国とか近い海外、離島に行ってみたい」。加藤は「緊急事態宣言下での楽しみ方も提案できたら」とコメントしたというが、ネット上では批判が殺到。
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《明らかに旅がメインの番組なので、放送するのは緊急事態宣言下ではダメだね》
《テレビ局・スポンサーの意図が分からない。コロナ感染拡大状況下で何故今旅番組なのか》
などと厳しい声が飛んだが、それもそのはずのようだ。
「加藤はMCを務める日本テレビ系の情報番組『スッキリ』で、『Go Toキャンペーン』を批判するなどしていたが、自分はロケに出掛けている。一方、山本は昨年8月にコロナに感染したにもかかわらず、のんきなコメント。制作サイドも2人もまったく世間の空気を読んでいない」(芸能記者)
そうなってしまったのも、加藤の山本に対する甘さが原因のようだ。
「今回、山本は16年に吉本興業に復帰後、初のテレビでのレギュラー。加藤は山本の吉本復帰にも多大なる尽力をしただけに、山本に旅のコーディネーターという“重役”を与えてしまった」(同)
もし、この番組のロケが原因で感染者が出た場合、加藤は「スッキリ」を降板危機に追い込まれそうだ。