番組では、人工知能が自分の価値観に合った結婚相手を提案してくれる「AI婚活」が紹介された。全国15の自治体ですでにAI婚活システムを導入しているとのことで、埼玉県では「出会いサポートセンター」で、昨日8日までに提案した69組うち、半分近い33組がこのAI婚活システムによるものだという。
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希望条件や自分の価値観などを登録すると週に1回、人工知能の判断によっておススメの相手が1人紹介され、プロフィールを見てお互いに会いたいと一致すれば、連絡先を交換するというこのシステム。
番組では実際、AI婚活でゴールインしたカップルにインタビュー。これまで結婚相談所に登録したり、マッチングアプリや街コンに行っても相手が見つからなかったが、2人は最初に出会った時から打ち解け、2回目のデートで男性の方から告白。交際4か月でプロポーズし、ゴールインしたという。
これについて、加藤も「自分のタイプって自分の勝手な思い込みなんじゃないかって思う時がある。AIによって広げてもらって自分にこんな側面があるのかなと。こういう人の方が合うし、楽しいっていう発見の場にはなりそう」とメリットを語った。
一方で、「このAIのデータにはうまくいったカップルのデータが入ってるだけで、そこから何組、離婚しているかはまだAIには入っていないんですよ」と切り出すと、カメラに向かって、「結婚からがスタートですからね!!」と雄叫びを上げた。含蓄のある言葉に水卜麻美アナウンサーも、思わず素になり、加藤を真っすぐ見つめて「ほぇ~~」と感心。
さらに、加藤は「だって結婚前なんて恋愛なんだから、いいところしか見せないから相手同士。家で一緒に住むことになったら、見たくないところも見えてきますし、どう許容するのかどう受け入れるのか、そこが一番大事なんですよ」と熱弁していた。
そんな加藤の魂の訴えに、SNSからは「めっちゃ心に響いた」「グサグサ刺さるよ〜」「加藤さんのコメントが素晴らし過ぎて朝から拍手」など称賛の意見が続々。
さらには「結婚からがスタートよね。結婚して同居して、こんなんじゃなかった…って結構あるから」「確かにその後うまくいってるのかまで観察してほしいシステムだなー」「この件に関しては加藤さんのおっしゃる通りです。あくまでも出会う可能性の提供。その先が大事」と、AIの限界と、結婚の現実を説く者もいた。
加藤は最後に「私、早急に欲しいんですけれども!妻にどう対応すればいいのかという(AIを)。そしたら離婚も減るんじゃないかなと思うんです」と、笑いながらも意味ありげに発言。これには「加藤さん何があった?」「加藤浩次どうした」とネットユーザーの間で騒然となっていた。