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玉川徹氏「日本の政府はあの日本陸軍と何も変わってない」コロナ関連の報道で唐突な例え、共感の声も

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画像はイメージです

 23日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員の玉川徹氏が突然、それまでの話とは関係のない話題を持ち出したことが話題となっている。

 「この日番組では、菅政権のコロナへの危機管理について討論されていました。玉川氏は『(感染拡大の)一義的な責任は政権にあると思う。政治の責任が一番大きい』と指摘。さらに、『この年末年始、お医者さんや看護師さんに働いてくれとお願いしているのに何、国会休んでんだと。自分たちは休んでおいて医療関係者には働けって、なんだ』と、来年1月18日に開かれる予定の来年の通常国会に対し非難していました」(芸能ライター)

 だが、そんなコロナ関連のニュースの終わり間際、同氏は突然、「太平洋戦争はなぜ日本が負けたのかということに興味のある人は、ガダルカナルとか含めて本を読んでいると思うんですが」と太平洋戦争の話を持ち出したのだ。

 続けて、「これ(現在の感染対策)が、まさに日本軍がなぜ負けたのかということの答えなんです。だから、あれから70年以上たって日本の政府はあの日本陸軍と何も変わってないことが今回明らかになった」と語ると、机を叩きながら「そんな国が軍隊なんか持てますかという話なんです」とまくしたてたのだ。だが、これについて司会の羽鳥慎一は冷静に「長期的に見ても菅政権、危機管理はどうなんだろうという指摘ですね」と返していた。

 突然の戦争話にネットは騒然。「なんでコロナの問題から戦争や軍隊の話になるのかな???」「軍隊を持つか持たないかでは無いですよ!」「玉川徹氏は、論理破綻だな」と異論が飛び交う事態に。さらに、玉川氏に対し、「昔の大本営並みに根拠のないデタラメで国民を煽ってるのは、おまえら」と痛烈批判する者も。

 ​>>玉川徹氏「煽っているって言われるくらいでいい」発言で反発 「自覚してたのか」「タチが悪い」の声も<<​​​

 一方、「本当玉川徹氏のおっしゃる通り。 旧日本軍がやった失敗そのまま、今の菅義偉政権もやってる、何も変わってない」「好きな人が好きに国を動かせてしまえてる状況では、その心配もまんざらではないか、とも思った」「全面同意いたします」と意外にも賛成意見も見られた。

 だが、玉川氏の太平洋戦争の元を辿ってみると、実はこの10分以上前に、元内閣官房参与で多摩大学大学院名誉教授の田坂広志氏が政府に対し、「最悪の事態を想定していただきたい」と求め、「(コロナ発生から)一連の経緯を見てもわかる通り、(政府の政策には)常に楽観論が支配している。古い話だが、かつての日本軍が最初に関東軍の勝利の後、『行け行け』と言ってしまうような怖さがある」と言及しており、そこから玉川氏が広げたことが分かった。いずれにしてもこの日も、良きにつけ悪しきにつけ舌鋒鋭い玉川氏であった。

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