太平洋戦争
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社会 2023年08月17日 19時16分
「おぐらが斬る!」日本人は本当にGHQに洗脳されたのか? されなかったのか?
78年前、日本は米国を主とする連合国に負けた。敗戦後、GHQは日本人を改造し、二度と戦争を起こさないように洗脳教育をするため、「言論統制」「非軍事化」「民主化」「教育改革」などを行った。日本国憲法第九条で日本が再軍備できないように縛りもかけた。いまでも日本の防衛はアメリカに依存し続けている。GHQの6年8カ月に及ぶ占領が終わっても米国からの圧力と影響力は強く、日本人は「米国の洗脳がもっとも成功した国」とさえ言われるようになった。本当だろうか?「米国の洗脳がもっとも成功した国」にしては、いま世界の共通語である英語、すなわちアメリカ語で日常会話が出来る人は少ない。中学高校と6年間も英語を学び、街中に英会話教室が満ち溢れているのに、日本人はロクに英語が喋れない。では、日本人は米国が嫌いなのかというと、明治維新後から日本人は狂おしいくらいに米国とヨーロッパに憧れ続けてきた。明治時代になり鎖国を解くと、日本人は欧米に笑われないようにするために、それまでの伝統的髪型であったチョンマゲを禁止し、洋装、洋食を推奨した。これを文明開化と呼び、脱亜入欧、つまり後進国のアジアから脱し、欧米列強の仲間入りを目指した。これは政治指導者層が主導したが、庶民は大した抵抗なく受け入れている。明治維新後から現代に至るまで、日本人が欧米化に馴染まなかったのはキリスト教の普及くらいではないだろうか。21世紀の現代でも日本のキリスト教徒は、全国民のわずか1%程度なのだ。GHQは、2度と日本が戦争をやらないように、軍国主義的なものを廃止したり、新聞などを厳しく検閲した。大日本帝国軍隊の解体、秘密警察の廃止、労働運動の育成、財閥解体、農地解放、国家神道禁止、軍国主義者らの公職追放、戦争犯罪人を裁いた極東国際軍事裁判、戦争放棄・平和主義・主権在民の憲法改正を行った。「2度と戦争をやらない」という面では、2度と軍国主義化しないという意味で成功している。日本人は1945年8月15日、昭和天皇の玉音放送を聴いて涙し、マッカーサーを大歓迎し、昨日までの軍国主義者がたちまち民主主義を受け入れた。明治維新後に、欧米化を受け入れたがごとく。これは江戸時代以前、中国に憧れ中国の文化や制度を吸収していったが、どんなに中国の文化を吸収しても、中国のようにはならなかった。同じく明治から現在にいたるまで日本国民は、欧米に憧れ続けているが多くを和風に変容させ、決して51番目の州にはならない。どんなに欧米人の影響を受けても、欧米人のように考え、行動することはしないしできない。GHQの目的が「日本人らしさを失わせる」ことだとしたら、戦後日本人は大きく変容した。しかしそれはGHQだけの影響ではあるまい。GHQの占領政策は、半ば当時の日本人が望んだものだったのではないだろうか?プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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芸能ニュース 2021年08月12日 15時00分
大型戦争ドラマ、なぜ減った? たけし、さんま、意外なタレントの主演作も
かつての夏のテレビ番組の風物詩の一つと言えるのが、戦争をテーマとするスペシャルドラマだろう。主に「先の戦争」であるアジア・太平洋戦争を舞台とする様々なドラマが各局によって作られるも、最近は放送数が減ってきた。そこには平均視聴率の低下や、制作予算の削減などが影響しているのかもしれない。 この戦争ドラマには、様々な俳優が出演したが、お笑い芸人が主演を務めた作品もある。 ビートたけし主演で話題となったのが、2010年の『歸國』(TBS系)だ。脚本を務めたのは『北の国から』(フジテレビ系)シリーズなどでもおなじみの倉本聰氏だ。ストーリーは終戦から60年あまりを経て、東京駅へと戻ってきた列車に英霊たちが乗っているもの。本作では、日本ドラマ史上で初めて靖国神社がロケ地に使われている。たけしは旧日本軍の上等兵を演じ、ミュージシャンの長渕剛氏との共演も注目を集めた。 >>「東京五輪」中止派のビートたけし、昔から否定的だった?<< 明石家さんま主演で不朽の名作戦争ドラマと言えるのが、2003年の『さとうきび畑の唄』(TBS系)だろう。同年の文化庁芸術祭テレビ部門大賞を受賞している。舞台は沖縄だが、さんまは大阪出身の設定で関西弁を用いた。関西弁での演技はさんま自身がこだわりのあるもので、本人を彷彿とさせる、どんな時でも笑いを忘れない明るい役柄はハマり役となった。 所ジョージも、1994年の『私は貝になりたい』(TBS系)に主演している。所が演じたのは、戦時中に上官の命令で、アメリカ兵の殺害を命じられ実行しなかったものの、戦後に戦犯として捕らえられ死刑判決を受ける冤罪の犠牲者となった旧日本兵。かなりシリアスなストーリーだ。所は前年に黒澤明監督の『まあだだよ』に出演しており、当時は本格的な俳優転向がささやかれるほど、演技に熱を入れていた。 本人そのままのキャラクターから、意外な別の顔を見せたものまで、お笑い芸人主演の戦争ドラマは、それぞれに個性溢れる作品であるのは確かだろう。また、こうした名作を見てみたいものだ。
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芸能ニュース 2020年12月23日 13時20分
玉川徹氏「日本の政府はあの日本陸軍と何も変わってない」コロナ関連の報道で唐突な例え、共感の声も
23日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員の玉川徹氏が突然、それまでの話とは関係のない話題を持ち出したことが話題となっている。 「この日番組では、菅政権のコロナへの危機管理について討論されていました。玉川氏は『(感染拡大の)一義的な責任は政権にあると思う。政治の責任が一番大きい』と指摘。さらに、『この年末年始、お医者さんや看護師さんに働いてくれとお願いしているのに何、国会休んでんだと。自分たちは休んでおいて医療関係者には働けって、なんだ』と、来年1月18日に開かれる予定の来年の通常国会に対し非難していました」(芸能ライター) だが、そんなコロナ関連のニュースの終わり間際、同氏は突然、「太平洋戦争はなぜ日本が負けたのかということに興味のある人は、ガダルカナルとか含めて本を読んでいると思うんですが」と太平洋戦争の話を持ち出したのだ。 続けて、「これ(現在の感染対策)が、まさに日本軍がなぜ負けたのかということの答えなんです。だから、あれから70年以上たって日本の政府はあの日本陸軍と何も変わってないことが今回明らかになった」と語ると、机を叩きながら「そんな国が軍隊なんか持てますかという話なんです」とまくしたてたのだ。だが、これについて司会の羽鳥慎一は冷静に「長期的に見ても菅政権、危機管理はどうなんだろうという指摘ですね」と返していた。 突然の戦争話にネットは騒然。「なんでコロナの問題から戦争や軍隊の話になるのかな???」「軍隊を持つか持たないかでは無いですよ!」「玉川徹氏は、論理破綻だな」と異論が飛び交う事態に。さらに、玉川氏に対し、「昔の大本営並みに根拠のないデタラメで国民を煽ってるのは、おまえら」と痛烈批判する者も。 >>玉川徹氏「煽っているって言われるくらいでいい」発言で反発 「自覚してたのか」「タチが悪い」の声も<< 一方、「本当玉川徹氏のおっしゃる通り。 旧日本軍がやった失敗そのまま、今の菅義偉政権もやってる、何も変わってない」「好きな人が好きに国を動かせてしまえてる状況では、その心配もまんざらではないか、とも思った」「全面同意いたします」と意外にも賛成意見も見られた。 だが、玉川氏の太平洋戦争の元を辿ってみると、実はこの10分以上前に、元内閣官房参与で多摩大学大学院名誉教授の田坂広志氏が政府に対し、「最悪の事態を想定していただきたい」と求め、「(コロナ発生から)一連の経緯を見てもわかる通り、(政府の政策には)常に楽観論が支配している。古い話だが、かつての日本軍が最初に関東軍の勝利の後、『行け行け』と言ってしまうような怖さがある」と言及しており、そこから玉川氏が広げたことが分かった。いずれにしてもこの日も、良きにつけ悪しきにつけ舌鋒鋭い玉川氏であった。
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